空室物件のリフォームのため、複数の業者さんに見積もりを頼んでいる最中です。
中に畳屋さんがいたのですが、現地確認のその場で注文をせかされるようなことがありました。
タウンページで畳屋さんを検索
タウンページにて、「畳」というキーワードで検索。
出てきた畳屋さんの中から、比較的近所の業者さんに順番に電話を掛けました。
一番近所の畳屋さんは不在。
二番目に近い畳屋さんはすぐにつながりました。
「明日のお昼にでも行きます。」
とのことです。スピーディーな対応で好印象でした。
見積もり当日。ダメ出しをされる
「お昼」ということで詳しい時間は決めていませんでしたが、13時頃に電話が鳴りました。
「あと20分後くらいに着きます。」
とのこと。
お昼を食べるにも中途半端な時間だったので、昼食は見積もりが終わってからにしようと待っていました。
13時40分くらいに再度電話が鳴りました。
「ちょっと場所が分からないんですが・・・」
とのことです。
すぐ近くまで来ているようなので、歩いて迎えに行きます。
畳屋さんに遭遇。泉谷しげるさんみたいな風貌の方です。
※出展:括目!毎日新鮮トレンド情報
物件内に案内し、畳の部屋を見るや否や、
(畳屋)「これは取り替えないとダメだな!ひどい状態だ!」
と言い放ちます。
(私)『表替えではダメですか?』
と私が尋ねると、
(畳屋)「土台がヘタってきているから、表替えじゃ不充分だよ!」
との返答。
(私)『交換した場合、おいくらほどでしょう?』
と続けて尋ねてみると、
(畳屋)「13,000円×6枚だから、合計78,000円。畳の処分費も一枚1000円掛かる。プラス消費税だね。」
とのことです。
約10万円もかけるのであれば、ホームセンターでフローリングや根太を買って来てDIYで洋室化した方が良いです。
私が渋っているのを見て、畳屋さんはプランを変更してきました。
(畳屋)「表替えなら一枚6,000円だけど、どう?」
とおっしゃいます。
別の畳屋さんでは、表替えで一枚4000円というところもありました。
だったらそこに頼んだ方がいい、という気になってしまいました。
畳屋さんは引き続き「どうします?」と尋ねてきます。
私は、『この場では即答はできませんので、他の見積もりがそろってから改めてご返答します。』と言って、引き取っていただきました。
ビジネスは「お金の奪い合い」という認識が常に必要
ガソリン代や、貴重な時間を使って来ていただいている点は理解していますが、「ダメ」とか「ひどい」とか直接的なことを言われると、たとえ正直な感想であってもあまりいい気がしないものです。
表替えの料金も、少しボっているように感じてしまいました。
それに高圧的で強引な感じのする業者さんには注文する気になれません。
シロアリ駆除やリフォームの強引な押し売りがあるように、リフォーム業者さんも売り上げを作るのに必死なのだ、ということを改めて思い知りました。
ビジネスはある面では「お金の奪い合い」以外の何物でもありません。
奪われないようにするための心構えは常に必要と感じました。