【総額11万円】一人暮らしの引越しで初期費用を劇的に節約する4つの方法

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一人暮らしの初期費用を劇的に節約する4つの方法

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以前、一人暮らしの引越しで30万円かかってしまった経験について書いた。
今回はそのときの約三分の一、11万円で引越すことができた。

引越し費用を節約できた理由について、自分向けの備忘録として以下にまとめる。
これから一人暮らしを始めようとしている方や、引越しを考えている方の参考になれば幸いだ。

初期費用内訳

まずは、今回の引越に掛かった主な初期費用の内訳。

ハウスクリーニング代 50,000円
鍵交換代 20,000円
家賃保証会社費用 20,000円
火災保険費用 16,000円
荷物配送費用 5,000円

合計:111,000円

今回も保証人ではなく家賃保証会社を利用した。
親族等に保証人になってもらえるのであれば家賃保証費用も節約できるが、今回の引越しでは家賃保証会社の利用が必須だった。

なお、今回の引越しではフリーレント(=家賃無料期間)が1か月分ついてきたため、上記に前家賃は含めていない。
LPガスの保証金(10,000円)も、後日返ってくるお金なので除外した。
冷蔵庫や布団やカーテンなどの生活必需品も、すでに保有していたため不要だった。

初めての一人暮らしでは生活必需品をそろえる必要があるため、引越費用総額を10万円程度に抑えるには工夫が必要かもしれない。
例えば、中古家電を購入したり知人から譲ってもらう、など。

初期費用を節約できた4つのポイント

1)ヤマト便を使った

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※出展:ヤマト運輸

ヤマト便はコストパフォーマンスの面で最強だと思う。

冷蔵庫を含むダンボール17個口を東京都から神奈川県に発送したが、総額約5,000円で済んでしまった。
しかも翌日の昼には受け取ることができた。

ただし、宅急便とは異なりヤマト便では配送日時の指定をすることはできない。
早く届いたのは、たまたま運がよかっただけかもしれない。
また、全ての荷物を自力でダンボールに梱包する必要がある。
梱包時間の取れない方や、荷物が多すぎる方には向いていない方法だ。

2)仲介手数料無料の物件を選んだ

近年、大家が入居者を直接募集している物件が増えている。

上記のようなサイトを経由して契約すれば、仲介手数料は不要となる。
仲介手数料が無料になれば、1か月分の家賃+消費税を節約できる。

ほかにも、SUUMOなどの賃貸ポータルで「取引区分:貸主」という物件を探してもよい。
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※出展:SUUMO
この場合も、仲介手数料は不要だ。

大家が直接募集している物件はまだまだ少ない。
アットホームやSUUMOなどの大手賃貸ポータルと比べると、上で紹介した「ウチコミ」や「直談」のようなサイトは、物件数・機能面で見劣りする。
とはいえ、入居者獲得競争が激化しいるのも事実。入居者募集に積極的な大家が増えていく流れは止まらないだろう。

長期的には、大手賃貸ポータルと大家直接募集サイトの差は、徐々に縮まっていくものと思われる。

3)フリーレントの物件を選んだ

入居者獲得競争に打ち勝つため、「フリーレント=家賃無料期間」を設定している物件も多い。
「フリーレント付き」の物件を選べば、その期間の家賃を節約することができる。

4)それは本当に必要か?を考えた

これだけは絶対に譲れない!と考えていた条件を、少し考え直してみた。

  • 「電気コンロやIHコンロは絶対イヤ!」
  • 「二口のガスコンロが置けないとダメ!」
  • 「バストイレ別がいい!」
  • 「駅から近ければ近いほどいい!」

と以前の私は考えていたが、

  • 「電気やIHコンロでも、工夫次第で料理は可能。」
  • 「火力が欲しい時はカセットコンロを使えばよい。」
  • 「お湯は電気ケトルで沸かせばよい。」
  • 「一体型ユニットバスの方が掃除はラク。」
  • 「駅まで遠くても、バスが多ければ大丈夫。」


このように考えるようになった。

洗濯機も購入していない。
そこそこ栄えている場所であれば、近所には必ずコインランドリーが存在している。
個人的には、コインランドリーが近所にあれば洗濯機は不要だろう、と思っている。

賃貸物件に求める条件を緩和すればするほど、家賃も安くなる。

まとめ:等価交換

新しくて便利で広い部屋に住もうと思ったら、初期費用は高くなる。
荷物が多くて梱包が面倒だと考えている人は、ヤマト便を使うことができない。
引越にかかるお金を節約したいのであれば、何かを捨てたりあきらめたりする必要があるのかもしれない。

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