東京の夏は暑いですね。
ほんの数日でも酷暑を忘れてリフレッシュしたいと思いました。
東京圏からそんなに遠くなくて、夏の最高気温が30℃を超えない場所ってないのかしら。
探してみたら、
・駒ヶ根(長野県)
・河口湖(山梨県)
・水上(群馬県)
・奥日光(栃木県)
この辺りが候補として期待できそうです。
小学校の林間学校以来、栃木にはついぞ寄ったことがありません。
そんな理由から奥日光に行き先を決めました。
(感染対策は万全です)
目次
- 直射日光は暑いが、日陰はひんやり
- 奥日光と日光はどう違う?
- 日光では何をすればよいのか?
直射日光は暑いが、日陰はひんやり
宿のTVで見た天気予報によれば、滞在期間中(2020年8月上旬)の奥日光の最高気温は26℃でした。
真昼に日が当たる場所を歩いているとさすがに暑いですが、東京の灼熱感とは全くの別物です。日陰に入ると非常に涼しく感じます。Tシャツ1枚では寒いくらいでした。避暑体験という旅の目的は達成できました。
移動時間はそれなりに掛かりました。自宅から奥日光までは、電車とバスを乗り継いで片道5時間近く。たどり着くだけでひと苦労です。しかも、公園と湖と温泉以外には、ほとんど何もありません(褒めてます)。
奥日光と日光はどう違う?
「奥日光」と「日光」は、微妙に離れた場所にあります。
東武線の日光駅からバスで1~2時間移動した辺りに「中禅寺湖」や「日光湯元温泉」という観光地があります。そのあたりを「奥日光」と呼びます。
※日光駅前は最高気温30℃超で暑かったです。
ちなみに日光東照宮は「奥日光」ではなく、「日光」に位置しています。普通に暑いです。
奥日光に行くには、東武日光駅前からの東武バスに乗って「いろは坂」と呼ばれる峠をぐんぐんと登っていきます。中禅寺湖の標高は約1300m、日光湯元温泉の標高は約1600mです。
標高が100m上がると気温は0.6℃下がるので、高い場所ほど涼しいのです。
日光では何をすればよいのか?
前述したとおり、奥日光には公園と湖と温泉以外はほとんど何もありません(いい意味で)。
林道や国立公園をハイキングしたり、湖で遊覧船に乗ったり、温泉に浸かったり、宿で読書したりするのがよいでしょう。
西山道茶屋には、おみやげ屋さんや喫茶店などが集まっています。東武鉄道が2020年3月に開業した施設ですが、まさかのコロナショックで集客にかなり苦しんでいる様子でした。
郵便局やガソリンスタンドの看板は茶色で統一されていました。日光市の景観法で規制されています。
緑道を散歩していると爽やかな気分になれます。
日帰り温泉でお邪魔しました。日帰り温泉とボリュームたっぷりのランチがセットになっており、総額2,500円で楽しめます。めっちゃお得でした。
湯葉って美味しかったんですね。「しょせん豆乳のうわずみでしょ?」くらいに思っていました。深く反省します。
電車に乗った時、自分以外誰も乗っていませんでした。コロナショックによる観光業へのダメージを垣間見ました。ちなみに車内ではフリーWiFiが使えました。
徐々に乗客が増えてきて、会社の同僚みたいな2人組がビールを飲んで盛り上がっていました。食堂車は拍子抜けするほどしょぼかったです。
栃木駅過ぎたあたりからの田園風景と山の風景で癒されました。
つかの間の避暑休暇は終わり、灼熱の業務に戻っていきました。また涼みに来たいです。