「ホテル泊の日」という新しい生活様式

ビジネスホテル

コロナショック以降、月に3〜4回ほど近所のビジネスホテルに泊まるようになりました。
ほとんどのホテルは自宅から電車で数駅ほどの距離で、泊まるホテルは毎回変えていますが、気に入ったホテルをリピートすることもあります。

私はこの新習慣を勝手に「ホテル泊の日」と呼んでいます(「ホテルステイ」とも言う)。

『旅行や出張に行くわけでもないのに無駄な宿泊費を払うなんて、頭悪いの?』
『家にいれば?』

と思われたかもしれません。ところがドッコイ、「ホテル泊の日」にはさまざまなメリットがあるのです。

家庭状況により実行が難しい方もいるかとは思いますが、コロナショックによる各種ストレスに悩んでいる方にはぜひ試してもらいたいソリューションです。

◼️メリット1: 精神的余裕が生まれる

pixabayより

1人でホテルに泊まる時間は至高のひとときです。長いこと忘れていた1人暮らしのフリーダムを再び味わうことができます(現在私は家族とふたり暮らし)。

昼寝をしたり、おやつを食べたり、動画を見たり、読書をしたり。気が向くままに何をするのも自由な暮らし。人の目を気にしない自由とは、何と贅沢なものでしょうか。

そんな幸福な時間を味わっていると、「おれがいつも家にいたら家族も気が休まらないだろうなぁ。」という気持ちになってきます。精神的なゆとりは、大切な相手を思いやるためにも必要なのです。

◼️メリット2: 献立ストレスから解放される

pixabayより

わが家の家事は「自分のことは自分でやる」がモットーです。私たちは、起きる時間も、食べる時間も、好きな食べ物も別々です。それぞれが好きな時に、好きなものを、自分で作って食べています。

ただし、夕食だけは一緒に食べることが多くなります。そうなると、ふたりの好みが合う献立を見つくろわなければいけません。これが続くとストレスを感じることもあります。家族も同じ思いだと思います。

ホテル泊なら献立の心配はいりません。自分の好きなものを自分で用意すればよいだけです。

◼️メリット3: その他いろいろ

自粛ムードが気になって遠方への旅行はしにくいですが、近所に泊まるだけなら罪悪感も薄れるというものです。

いつもの自宅とは違う場所で過ごす、お手軽な非日常感。
勝手知ったる近所であれば、見知らぬ土地の不安感に襲われることもありません。
トイレ掃除、風呂掃除、部屋掃除、ゴミ捨てなどの心配も要りません。
苦境の観光業や飲食業への手助けにもなります。

メリットは数え上げればきりがありません。

◼️具体的に何してるの?

「いきなり自由な時間をたくさん与えられても、何をしていいか分からない!」
という方もいらっしゃるかもしれません。
ちなみに私がビジネスホテルでやっていることを挙げてみます。
・平日の昼間から酒を飲む。
・家族の前では見づらい動画を見る。
・駅ナカや百貨店でおやつを買って食べる。
・ブログを書く。
・勉強する。
・副業をする。
・夕食にお弁当を買って食べる。
・入浴剤を湯船に入れてゆっくり入浴する。
・夜食を買って食う。
・夜更かしする。
・早起きしてホテルの近所を散歩する。
・チェックアウトギリギリまでだらだらする。

最高でしょ?

◼️唯一にして最大のデメリット: 金が掛かる

宿泊費として約2万円(仮に5000円を月4回)。食費として約1万円(夕食1500円+朝食1000円を月4回)。合計約3万円が毎月飛んでいく計算になります。

家にこもっていれば全く必要のない出費ではあります。しかし精神を回復させるための医療費やレジャー代として考えれば妥当な額ではないでしょうか。

毎月の回数を減らしたり、ホテルや食事の金額を調整したりして額をコントロールすることも可能です。

コロナショック以降、旅行や外食などのレジャーにほとんど行かなくなってしまったので、年間を通して見ればそんなにマイナスではないはず(願望)。

◼️まとめ: 家族に感謝

ちなみに、私は家族とは非常に良好な関係を維持できています。それだけでも充分恵まれていますが、欲深い私は「独りの時間が欲しい」と思ってしまう時があります。

私に自由な時間を与えてくれた、広い心を持ち、自立している家族には感謝の念しかありません。

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