キッチンの床がグラグラするようになってしまっていたので、フローリングの上張りを職人さんに依頼しました。
フローリングがグラグラする原因
キッチンに限らずフローリングの床板が、グラグラしたりフワフワしたりギシギシ音が鳴ったりする場合、原因箇所は複数考えられます。
- フローリング材自体
- フローリング材と根太の間
- 根太と大引きの間
- 大引きまたは土台
根太(ねだ)や大引きについては以下の図を参考にしてください。
※出展:ポラリス住宅建築用語
「3.根太と大引きの間」や「4.大引きまたは土台」の問題だった場合は、フローリング材を上張りしたところで改善は見込めません。既存フローリングをはがして、床組工事をやり直さないといけません。工事費も高額になります。
今回は床の状態もそこまで深刻ではなかったので、上張りで対応しました。
フローリング上張り:ビフォー&アフター
工事前の写真です。
フローリング材自体が欠けてしまっています。
時代を感じさせる古いフローリングです。
シンクの前の床がかなり柔らかくなってきていました。
体重のある人が乗ったら穴が開いてしまうかもしれません。
以下が工事後の写真です。
新しいフローリング材を張ったので、欠けていた部分も見えなくなりました。
新しく明るい雰囲気のキッチンになりました。
シンク前の床のフワフワ感も解消されました。
工事費内訳は、以下の通りでした。
- 床フロアー張り工事:9,000円
- 床下補強:9,000円
- フローリング材:33,000円
- 工事費:30,000円
- 養生費:3,000円
合計84,000円(税別)。
まとめ:感想
フローリング材をホームセンターの安売り品にすれば、「フローリング材費」を半分くらいにできたかもしれません。が、面倒くさくなってしまって、そこまで交渉する気になれませんでした。
面倒くさくなってしまった原因はいくつか考えられます。
一つには、他の業者さんからもらった見積もりでは、今回お願いした職人さんの倍くらいの値段が出ていたことが挙げられます(約15万円)。
15万円に比べれば、8万円は圧倒的に安いので、これ以上値下げ交渉する必要性を感じませんでした。
二つ目の理由は、3月は職人さんも忙しい時期で、あまり無理を言うと悪いなあと気が引けてしまったという点です。
最後の理由は、工事直前に5日間くらい東京出張の予定があったため、そちらの準備に気を取られてしまったという点を挙げられます。
「仕事を完璧に行う」というのはやはり難しいものです。そうはいっても、あまり考え過ぎても疲れてしまうので、ほどほどにしておきます。