水道配管の漏水で物件を手放した:水道屋とのトラブル

リフォーム・DIY

わかりにくいですが、見出しの写真は水漏れのDIY修理に失敗した図です。
漏水が止まりませんでした。

不動産投資で失敗した

空室が埋まってぬか喜びしていましたが、水漏れのトラブルを解決できませんでした。自分の力不足を痛感しております。

トラブル詳細

水漏れ修理を依頼した業者(以下「水道屋」)と揉めたことで、多大なるストレスを受けました。経緯をまとめると、

1)入居者が決まった。

2)入居直前に水漏れが発覚した。

3)「管工事協同組合」のHPで探した水道屋に修理してもらった。

4)水道屋に、キッチンや風呂場の古い蛇口も新品に交換してもらった。

5)不動産屋に工事後のチェックをお願いした。最初の水漏れとは別の場所でまた水漏れが見つかった。

6)水道屋から「給湯器も壊れている」と連絡が来た(見積額は約30万円)。

7)私から水道屋に「水漏れが完全に直っていない。これでは工事代は支払えない。給湯器の見積額も高いので、不安を感じている。」と伝えた。

8)水道屋から「こちらは頼まれたから工事しただけだ!もう降りる!」と怒り気味の返事が来た。

9)私から水道屋に「最初の修理後に、水漏れが止まったことを確認したのか?それで修理が完了したと言えるのか?」と質問した。

10)水道屋から「当日の担当者に確認する。」と言われた。最後まで明確な回答はなかった。

このような押し問答を繰り返してしまいました。
入居日(タイムリミット)が近づく中、状況は遅々として進みませんでした。

不動産屋からも、入居予定者からも、
「今どうなっていますか?」
「いつまでに直りますか?」

という問い合わせが入り続け、関係者すべてが不幸な状況に陥っていました。

最終的に、入居予定者にお詫びして入居を取りやめていただきました。

さらに、私自身この状況に嫌気がさし、物件自体を売却してしまいました。

同じ失敗を繰り返さないために注意すべきこと

1:冬が明けたら給湯器を試運転する

空室期間は2020年の8月から半年ほどです。冬の間、この物件には誰も住んでいませんでした。冬の間に水漏れや給湯器破損が起きたのでしょう。

給湯器の水抜きをしていたにもかかわらず、水漏れが発生してしまいました。
「水抜きをしたからと言って安心してはいけない」
という教訓も得ました。

入居が決まる前に水漏れを発見できていれば、もっと余裕を持って対応できたことでしょう。

2:冬が来る前に埋める

冬の冷え込みが厳しい地域では、空室状態は危険です。10月くらいになっても入居が決まらないようであれば、劇的に家賃を下げるなどして早めに入居してもらった方が良いです。

3:大きなトラブルがあると遠い所はキツイ

本物件は、私の自宅からは数100kmも離れており、移動には新幹線や飛行機を使う必要がありました。ちょっとしたトラブルであれば、現地に行かなくてもなんとかなります。しかし大きなトラブルが発生した場合、現地に何度も足を運ばなければいけません。遠い場所は、経済的・時間的・精神的負担が重いです。

自宅から近い場所の物件の方が楽だなぁ、と痛感しました。

他にも色々と学んだことはありますが、思い出すだけでもストレスになるのでこのくらいでやめておきます。売却の際に感じたことや学んだことも、別の機会にでもご紹介できればと思います。

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