藤沢市(辻堂)は、住宅ローン会社「ARUHI」の調査で「本当に住みやすい街大賞 2021」第3位(関東)に選出されています。
https://www.aruhi-corp.co.jp/cp/town_ranking/kanto/
「藤沢駅」近辺は、高度に発達した町特有のゴミゴミした感じがあります。しかし、駅から15分くらい歩いたり、バスで10分くらい移動したりすると、自然環境と調和した居住エリアが広がっています。また、隣の「辻堂駅」の周りは、実に落ち着いた雰囲気でした。
結論:藤沢駅周辺は微妙だが、辻堂駅近辺は本当に住みやすそう
ホテル法華クラブ湘南藤沢

藤沢駅から徒歩5分の「ホテル法華クラブ湘南藤沢」に泊まりました。
個人的評価
客室: ★★★
立地: ★★★
※★5つが満点






HDMI端子を接続可能なTVでしたが、古すぎてAmazon Fire TVは使えませんでした。
翌日、ホテル周辺を散策しました。
新林公園(しんばやしこうえん)

敷地の半分くらいが山岳地帯のような「新林公園」に行きました。前日に雨が降っていたため山道がぬかるんでおり、登り降りするのにかなり体力を消耗しました。


藤沢SST(サステナブル・スマート・タウン)

パナソニック工場跡地に開発された「藤沢SST」を訪問しました。気候変動対策や持続可能性を重視した住宅街です。

敷地をぐるっと囲むソーラーパネル。なんか「Gated Community(*)」みたい。
(*) ゲーテッド・コミュニティとは、ゲート(門)を設け周囲を塀で囲むなどして、住民以外の敷地内への出入りを制限することで通過交通の流入を防ぎ、防犯性を向上させたまちづくりの手法。
Weblioより。


住宅街は開かれていて、誰でも出入り可能になっています。



藤沢SSTは「まち」自体のコンセプトとして、ドイツやスウェーデンなどの環境都市を目指しているようです。羨ましい限りの住環境ですが、ここの一員になるためにはかなりの経済力が必要です。2021年6月時点での藤沢市辻堂元町6丁目の中古住宅相場は、5,000〜6,000万円でした。
この価格帯は東京で言うと「墨田区(押上駅)」、「世田谷区(駒澤大学駅)」、「品川区(大井町駅)」辺りに相当します。環境に良い暮らしをするためには、相応のお金が掛かるということですね。ただし賃貸の場合、藤沢駅の平均は7.6万円、辻堂駅の平均は6.8万円で、東京の平均10万円よりは割安です。
湘南T-SITE

藤沢SSTのすぐそばには、「蔦屋書店」が入っている「湘南T-SITE」もあります。

おしゃれですな〜。
湘南モール フィル

藤沢SSTから北に移動して線路を越え、ショッピングセンター「湘南モール フィル」に寄り道しました。
湘南クッキー

湘南モールフィルから辻堂駅まで歩いていたら、「湘南クッキー」というクッキーの自動販売機を見付けました。

珍しかったので2種類ほど買ってみました。味は普通でした。
テラスモール湘南

辻堂駅北口のショッピングモール「テラスモール湘南」に到着しました。飲み物を調達して、南口から歩いて25分ほどの海を目指します。
辻堂海浜公園

海に面した「辻堂海浜公園」に到着しました。

入り口は熱帯のような雰囲気。

広大な芝生が開放的な気分にさせてくれます。

砂浜に到着しました。遠くには江ノ島も見えます。
辻堂駅から辻堂海浜公園まではバス(辻02、辻03、J3)が出ています。しかし1時間に2本くらいしか来ないので、タイミングが難しいです(時刻表)。レンタサイクル(ダイチャリ・テラスモール、スペース・ワン)もあるので、歩くのがだるい時は使ってみても良いかもしれません。
まとめ
・藤沢駅から少し離れた場所や、辻堂駅南口は住みやすそう。
・車なしでの生活はキツそう。
通勤を考えなくてよいのであれば、藤沢市は相当魅力的な街だと思いました。自転車でサーフボードを運んでいるサーファーを2度も見かけて、「海が日常の一部になっているんだな〜」と感じました。ところで、藤沢市は完全な車社会です。ペーパードライバーの私としては、運転感覚を通り戻さないと生きていけそうにないな、とも感じました。