肩身の狭いおじさんこそビジネスホテルに泊まろう

ビジネスホテル

私は趣味でビジネスホテルによく泊まるのですが、
「肩身の狭いおじさんこそ今すぐビジネスホテルを予約しよう!」
という意見を持つようになりました。

◼️なぜビジネスホテルに泊まるのか?

ひとことで言えば「楽しいから」です。

もっと言えば、
・ストレス解消になる。
・家族のストレス解消にもなる。
・視野が広がる。

こういった効果があります。

具体的に何が「楽しい」のかと言うと、
・自宅では家族の目が気になって集中できない趣味(動画鑑賞や読書など)に没頭することができる。
・人目を気にせずにダラダラできる。
・夕食の献立を考えたり、料理したりしなくてもよい。
・夕食は近所のスーパーでお惣菜を買ってきてもいいし、飲食店からテイクアウトしてもよい。
・デパ地下や駅ナカで高級おやつを買ってきてすぐに食べることもできる。
・馴染みのない町に滞在することで新鮮な気持ちになれる。
こんな楽しみ方ができます。

◼️なぜ「肩身の狭いおじさん」がビジネスホテルに泊まることをオススメするのか?

私も「肩身の狭いおじさん」の一人ですが、ビジネスホテル泊をオススメする理由は以下3つの問題と関係しています。

1.プライバシー問題:
ノー残業デーやリモートワークが浸透してくると、自宅に個室のないおじに問題が発生しました。せっかく家にいる時間が長くなっても、個室がないために趣味や副業などに集中できないのです。
居場所がないからとリビングに長時間いようものなら、「いっつもTVやスマホばっか見てダラダラして!」と、家族から冷たい視線・言葉を浴びせられることは必至です。

2.家事問題:
家にいると、家族から家事を頼まれることもあるでしょう。家に居場所のないおじさんたちは、家事が苦手だったり嫌いだったりするかもしれません。しかし、頼まれたからには家事をやらないわけにはいきません。家事をやったらやったで、「やり方が違う!」「言われる前に動け!」などの妻からのダメ出しが待っているわけですが。

3.感染リスク問題:
上記1.2.の問題を避けるためにおじさんはフラリーマン(*)と化しました。ところがコロナ禍により、従来のおじさんの居場所だった居酒屋・パチンコ・漫画喫茶・ゲームセンターなどが感染リスクの高い場所として行きづらくなってしまいました。

肩身の狭いおじさんが抱える1〜3の悩みは、ビジネスホテルに泊まることで一挙に解決できます

ビジネスホテルは感染リスクが非常に低い場所です。
スタッフの皆さんが部屋や館内を徹底的に消毒してくれていますし、宿泊者は単独行動が基本なので会話による感染リスクもほとんどありません。朝食ビュッフェや大浴場を再開したホテルも多いですが、「利用しない」という選択も可能です。

* フラリーマンとは、仕事を終えて退社してから、まっすぐ帰宅はせず、ぶらぶら寄り道しながら帰るような勤め人(サラリーマン)を指す俗な言い方。

◾️家族との話し合いは必須

ビジネスホテルに泊まる前提として、家族の理解は欠かせません

「フラリーマンは夫婦関係の黄信号」説もあります。家事や育児を相手に押し付けて自分だけ自由な時間を満喫しているようでは、離婚へまっしぐらです。

私の場合、家事の負担が妻に偏らないようにした上で「一人の時間が欲しい」と相談したところ、理解を得ることができました。

◼️なぜおじさんは嫌われているのか?

話は変わりますが、「おじさん」でキーワード検索すると、
・うざい
・うるさい
・偉そう
・気持ち悪い
・臭い
・無能
・迷惑
・やばい
・手を洗わない
・パワハラ
こんなキーワードが提案(サジェスト*)されてきます。おじさんってめっちゃ嫌われてるんですね…。自分もおじさんの一員として悲しくなりました。

* サジェストとは、検索窓にキーワードを入れたときに表示される「複合キーワード」のこと。実際の検索結果を参考にしている。
つまり、多くの人が「おじさん うざい」「おじさん 気持ち悪い」と思っている(=検索したことがある)。

自業自得とはいえ、おじさんが世間から嫌われている背景には「おじさん自身に心の余裕がないこと」があるのではないでしょうか。

おじさんたちがビジネスホテルに泊まることで、おじさんたちのストレス解消が進めば、おじさんたちの心にも余裕が生まれます。心に余裕のあるおじさんが増えれば、不快な言動をするおじさんが減り、社会全体もより良くなっていくはずです。

◼️おじさんたちよ、ビジネスホテルを救うヒーローとなれ

コロナ禍によってもたらされたビジネスホテルの苦境を救うことができるのは「肩身の狭いおじさんたち」しかいない、と私は考えています。

おじさんたちがビジネスホテルに泊まれば、おじさんたち自身もハッピー、家族もハッピー、ビジネスホテルもハッピー、社会全体もハッピーになります。財布の中だけは少し寂しくなりますが。

ひと月に一泊でも構いません。あなたのサードプレイスの選択肢にビジネスホテルを加えてみませんか?もちろんその前に、奥様と家事分担の話し合いも忘れずに。

ビジネスホテルの探し方の参考になりそうな記事を以下に貼ります。

記事中の画像は以下のサイトから引用しました。
時短だ
Town illust
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