「零細企業買収して売却した話」という記事を見て、去年たたかった水道屋のことを思い出しました。
零細企業、いわゆるワンマン社長が君臨しているような会社には、こちらが常識だと思っているようなことが通用しません。
私の場合、
「最後まで責任を持ってきちんと仕事をしてくれるだろう」
「簡単な修理だけだと金額も少ないから、別の工事も依頼してあげよう」
といった判断が、悪い結果を招くことになりました。
この水道屋は、
・水漏れの修理後に、水道メーターの回転を確認していない。
(室内の蛇口を全て閉めているのに水道メーターの回転が止まらない場合、室内のどこかで水漏れが発生している)
・修理後に、「やっぱり給湯器の交換も必要でした。30万円追加で掛かります。」と言ってきた。
・私が「最初の修理の前に給湯器の漏れは発見できなかったんですか?値段も高すぎませんか?」と返したら、「そんなん言うならもういいです!(仕事から)降ります!」と逆ギレされた。
などの問題がありました。
なんとか説得して動いてもらおうとしましたが、こういった人たちは一度機嫌を損ねるとテコでも動きません。
結局あきらめて、修理済み(水漏れは直ってはいないが)の部分の費用だけ支払い、関係を清算しました。
「中小企業は日本の誇り!雇用の7割は中小企業が担っている!」といった中小企業礼賛をたまに目にしますが、気分で仕事をするような人たちの下で働くことが良いことなのか?という疑問を改めて持ちました。
※アイキャッチ画像出典:Wikimedia