親メーターしかないアパートは一日も早く子メーターを設置しよう

不動産経営

私が住んでいるアパートの入口の床に、2週間ほど前から紙っぺらが2枚落ちていました。
誰も見向きしない様子なので、「何だろう?」と思って拾ってみたら、マンション全体の水道料金の明細でした。
その驚きの費用とは・・・

7世帯で40,000円/月

なんと、約40,000円です!
まじか。

私の住んでいるアパートでは、各部屋ごとの水道メーターが設置されていません。
各部屋の住人が、水道料金として毎月3,000円を家賃にプラスして払っています。
7戸全体の水道料金を合計しても、21,000円にしかなりません。
差額の19,000円は、大家さんが負担していることになります。

目先の支出をケチると、しっぺ返しが来る。

各戸別のメーターを設置する場合、1戸あたり8,000円程度の工事費が掛かるようです。

(参考)
水道の子メーターを設置することにしました – 入居率29%でも回る非常識な不動産投資

申請費などその他費用がいくらになるのかは不明ですが、20,000円もあれば足りるのではないでしょうか(あてずっぽう)。

私の住んでいるアパートでは全部で7世帯が住んでいます。
各戸の工事費8,000円×7戸+20,000円=76,000円

大家さんが毎月支払っていると思われる、差額の19,000円の4か月分で元が取れる計算です。

【結論】親メーターしかないアパートは、一日も早く子メーターを設置しよう。

8万円弱の出費は確かに安くはないですが、すぐに元が取れる投資です。

水道代が固定だと、
「いくら水使っても3,000円なんだから、がんがん使ってしまえ!」
という気持ちに入居者さんがなってしまう恐れもあります。

私は現在のアパートに引っ越してくるまで、水道料金は月2,000円程度だったので、内心忸怩(じくじ)たる思いです。

入居者さんの心情的にもエコ的にも、よろしくありません。

つい先日にケーブルテレビが入ってインターネットが無料になったので、大家さんに資金的余裕が無いわけではないようです。
(ケーブルテレビ料金は大家さんが負担、入居者は無料)

設備投資の判断基準が、私とはちょっと異なる大家さんのようです。

長期的に見てリターンが見込める出費には一刻も早くお金を支払うべきだと、改めて勉強になりました。

ちなみに、落ちていた明細は管理人箱に入れておきました。
明細は2枚あって、先月分・先々月分の二か月分が放置されていたことになります。
管理会社にもけっこう問題がありそうです。

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