ほぼ毎週ビジネスホテルに泊まらずにはいられない体になってしまった筆者が、「ビジネスホテルに泊まってみたいけど、どうやって探したらいいの?」というあなたに向けて、ホテルの探し方について解説します。
■そもそも「良いビジネスホテル 」とは何か?
タイトルに「良いビジネスホテル」などと付けてはみたものの、何が「良い」かはあなたの好みによっていくらでも変化します。あなたにとって理想のホテルを見付けるためには、何はともあれ色々なビジネスホテルに試しに泊まってみることが重要です。
「偉そうなこと言って、じゃあおまえにとって良いビジネスホテルって何なのさ?」
というツッコミの声が聞こえます…。よくぞ訊いてくれました!私にとっての「良いビジネスホテル」とは(突如始まる自分語り)
・高すぎず安すぎない(1泊5,000円くらい)
・狭すぎない(15平米〜)
・お風呂がくさくない
・禁煙部屋
・WiFiが速い
・机と椅子が快適
・近くにスーパーがある
・自宅から近い
・チェックイン時間が早い
・チェックアウト時間が遅い
・周囲の環境が良い(「良い環境とは何?」から始まる無限ループ)
etc。
■他人の自分語りってホントどうでもいいよね
あなたにとっては、さぞどうでもいい条件ばかりが並んでいたかもしれません。要するに、「良いビジネスホテルは十人十色」ということが言いたかったのです。
残念ながら、全ての条件を満たすビジネスホテルは存在しません。とはいえ、理想を追い求める姿勢こそ、人類の発展を促してきた原動力と言っても過言ではありません(過言です)。
というわけで、あなたにとっての「理想のビジネスホテル」を探す旅に出かけましょう。
■どのサイトを使うべきか
ビジネスホテルの予約方法は大きく分けて2種類あります。
1) 「楽天トラベル」や「じゃらん」などの旅行ポータルサイト
2) 各ホテルの自社サイト
ポータルサイトのメリット・デメリットを比較してランキングを付けているブログ記事などもありますが、「アフィリエイトの報酬額でおすすめ順位を決めているのでは?」というサイトも中にはあります。結局、サイトを使ってみて判断するのが一番です。
■「じゃらん」の特徴
私は「じゃらん」でホテルを予約することが多いです。
各ホテルの自社サイトの値段も私は一応確認しますが、あまり変わらない場合がほとんどです。私が「じゃらん」を優先して利用している理由としては、以下のようなものがあります。
1) クーポンやポイントが付くことを考えると「じゃらん」で予約した方がお得。
2) 泊まった履歴を一元管理できるので、後で振り返る時に便利。
3) 複数のホテルをまとめて探せるので比較しやすい。
4) 「じゃらん」で予約するのが習慣化してしまったので、いまさら他のサイトに乗り変えるのも面倒。
5) アプリやウェブサイトが使いやすい。
もちろん細かな不満点はあります。検索条件でドミトリーやカプセルホテルを除外できない点や、部屋の平米数で検索できない点などは、どうにか改善して欲しいです。
そうは言っても総合的には使いやすいので、ありがたく使わせてもらっています(エンジニアさんありがとう)。
「じゃらん」の使い方については本家サイトにガイドが載っています。「じゃらん」の使い方についてのリンクはこちら。
■「楽天トラベル」の印象
「じゃらん」を上回る規模のポータルサイトとして「楽天トラベル」があります。しかし、私は「楽天トラベル」を使ったことはありません(個人的趣味)。
ざっと見た限り、「楽天トラベル」 のウェブ版は「じゃらん」よりも使いやすそうです。
検索結果一覧に部屋の広さ(平米数)が表示されている点は「じゃらん」にも見習って欲しいものです。ただし、アプリ版では部屋の広さは表示されていませんでした。アプリ自体はサクサク動いて使いやすいと感じました。
■あなたが使いやすいと思ったサイトが正解
「じゃらん」と「楽天トラベル」では、ポイント付与率やキャンセルポリシーなどに細かな違いはあるものの、そんなに劇的な差はないと思います。
あなたの個人的な趣味で、「ヤフートラベル」でも「るるぶ」でも「一休」でも何でも好きなサイトを使ってみていただければと思います。
■お得に泊まるコツ
言うまでもありませんが、土日祝前日や連休などの繁忙期は劇的に高くなります。そのような期間は避けた方がいいです。
また、宿泊日の数日前に予約すると1泊10,000円くらい掛かってしまうこともあります。遅くとも1ヶ月前までには予約しておくと、割引プランが適用されやすいです。
定期的にサイトを巡回していると、タイムセールで明らかに割安な料金で提供している時もあります。そんな時には迷わず予約すべきです。
柔軟に予定を変更できる人は、宿泊前日・当日プランを使ってもいいかもしれません。
余談ですが、相場よりも大幅に安く予約できた場合、眺望には期待しない方がよいでしょう。高層や海側など眺めの良い部屋は、高い値段でも売れるからです。
私がオフィス街のとあるビジネスホテルに泊まった時には、窓から見える景色の99%が隣のビルの壁だったこともあります。まるで映画「マトリックス」の世界でした。
※マトリックス1。エージェントが現れて、窓が壁に覆われて逃げ道がなくなるシーン。
それでは、良い「ホテル泊の日」をお過ごしください。
※素材画像出典:pixabay