電車で隣の人と一触即発になった

失敗・教訓

電車で座席がソーシャルディスタンス状態(一つ飛ばしで人が座っている状態)だったので、人と人の間に座ろうとした時の話です。

上のイラストで言えば、1番左のスーツの男性と真ん中のカジュアルな男性の間に私が座ったような形です。

お!ここ空いとるやんけ!座ったろ

スーツの男性は、読みかけの新聞を自分の座席に置き、立ち上がって網棚の自分の荷物をいじくっていました。
読みかけの新聞は隣の座席まではみ出しており、私が座った時ちょっと尻で踏んでしまったようです。

すると、そのスーツの男性は新聞を「バサッ!」ともの凄い勢いで引き抜きました。破れるんじゃないか?くらいの勢いで。

その男性の顔をじっくり見てみましたが、明らかに不機嫌そうなオーラを出していました。見るからに役職とプライドの高そうなおじさんです。

けんかになったら面倒だなぁ、と思って何も言わずに長いこと隣に座っていましたが、特に何も起きませんでした。お互い平和に電車を降りて終わりました。

「新聞を踏んだ私も悪いかもしれないが、踏まれそうな場所に置いたあなたも悪いですよ。」

こんな言葉を発せずに済んでよかったです。

どちらが正しいかを決めるために、どちらにとっても不利益な結果を招くのは無益です。

私は比較的短気な方なので、今回の件を数少ない成功体験として記録しておきます。

※アイキャッチ画像:いらすとや

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