東京タワー近くのホテルに泊まったら「ビッグ・ベン」問題が発生した

ビジネスホテル

◼️ビッグ・ベン問題とは

ビッグ・ベン問題とは、「幸せをお金で買う 5つの授業(著者:エリザベス・ダンほか)」 に載っている概念です。

丸1年ロンドンに住んだ人たちのほとんどは、2週間しか滞在しない旅行者に比べ、ケンジントン宮殿やビッグ・ベンなどの有名な観光地を訪れることが少ない。
何かがいつまでも続かないことを知ると、私たちはそれをもっと大切に思うようになる。

ビッグ・ベンとは、イギリスのロンドンの国会議事堂にくっついているデッカイ時計台。

要するに、
「どんなに素晴らしいものでも、身近にあるとその良さが分からなくなる現象」
「時間が無限にあると思うと、後回しにしてしまう現象」

のことです。

そして、私は東京タワーに登ったことがありません。つまり、「東京タワー問題」です。

近くで東京タワーを見ると、「一度くらいは登ってみたいかも。」という気持ちになるものの、
「でも、エレベーター往復代で3000円は高いな。また今度でいいや。」
という気持ちになり、結局登らない状態を繰り返してしまうのでした。

◼️ホテルの感想

さて、話は変わります。東京タワー近くの「リッチモンドホテル東京芝」に宿泊しました。

公式サイトより

個人的評価

客室: ★★★★
立地: ★★★
※★5つが満点

価格: 1泊8,000円(時期により変動)
最寄駅:地下鉄「大門駅」徒歩2分
部屋の広さ:シングル16平米
チェックイン:12時(アーリーチェックインプラン)
チェックアウト:12時(会員特典)

ホテル前の道路から東京タワー方面を撮影

フランスで言えば、エッフェル塔がすぐそばにあるホテルに泊まったようなもの(?)です。ナイスロケーション。
Go To トラベル適用で実質負担は5000円くらい。
チェックイン可能時刻は昼12時からと早く、リッチモンド会員特典でチェックアウト時刻も12時にしてくれました。ありがたい。

扉を開けてすぐの室内の様子

TVが見にくい場所に机とイスが配置されており、16平米というわりには狭く感じました。土地代高そうな場所だし、仕方ないです。

増上寺の「大門(だいもん)」

ホテルは増上寺の「大門(だいもん)」の内側にあります。城壁に守られてるみたいで謎の安心感を感じられます。

◼️道路上の門は誰のもの?

ところで道路の上にある門って、固定資産税とか土地の使用料とかどうなるんでしょう。そもそもこの道路は私道?公道?

調べたところ、大門の所有者は増上寺で、登録文化財として固定資産税が1/2に軽減されています。

文化財保護に関する税制優遇措置について | 文化庁
文化庁

大門が立っている道路は区道です。
大門の所有者(増上寺)が港区に使用料を支払っているのかと思いましたが、文化財に登録した関係で免除されています(Wikipedia)。

◼️写真撮影タイム

三門の写真

大殿本殿は絶賛屋根瓦葺き替え工事中

夕闇に光る東京タワー

近付いてみた

足元から見上げる

プリンスホテル横あたり。団地っぽい。

プリンスホテルから突き出ている東京タワー

公園にいた野良猫。後ろの猫の目が怖い。

芝公園の芝

ザ・プリンス パークタワー東京

◼️東京タワーに行くための6つの目的

冒頭で触れた「ビッグ・ベン問題」=「東京タワー問題」を解決するため、東京タワーに登りたくなる理由や目的を設定してみました。

1)ライトアップを見る

東京タワーは時間帯によってライトアップが変化します。

https://www.tokyotower.co.jp/lightup/index.php

19時以降は「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」というライトアップに変化します。しかも、1時間ごとにデザインが切り替わり、毎時00分には「ダイヤモンド・ティアラ&チョーカー」という演出もあります(本記事執筆時)。

中からライトアップは見えないので「登る理由」としては微妙です。しかし、少なくとも訪問する目的としてはアリでしょう。

2)階段を登る

600段の外階段を徒歩で登ることができます。

冬場の夜は冷えるかもしれませんが、良い運動にはなります。

東京タワーの展望台には「メインデッキ(高さ150m)」と「トップデッキ(高さ200m)」の2種類があります。階段で行けるのは低い方のメインデッキまで。階段で登る場合も、メインデッキの入場料1200円(本記事執筆時)が必要です。

3)御朱印をもらう

東京タワーには「タワー大神宮」という神社が入っています。

https://www.tokyotower.co.jp/event/tower-info/goshuin/index.html

以前は団体客しか受け取れませんでしたが、個人でも受け取れるようになりました。

4)歴史や背景を知っておく

noteの以下記事でも紹介されている「死のキャッチボール」

当時の苦労を現場でしのんでみたいです。また、本などで下調べしておいて臨場感を増しておこうと思います。

5)天気の良い日に行く

どうせ登るなら、視界の良い晴れた日に登りたいです。

https://tenki.jp/forecast/3/16/4410/13103/10days.html

6)空いている日時に行く

鬼のように混雑していたらイヤです。

http://www.konderu.com/exhibition?a=10

「混んでる?.com」によれば、土日は基本的に大混雑。
「時間帯別」「混雑予想」を参考にして予定を立てようと思います。

これらをフル活用して、次こそは「東京タワー問題」を解決したいものです。

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