- 「いくらがんばっても、ぜんぜん給料が上がらない・・・。」
- 「ここんとこ、断れない飲み会が続いて出費がかさむなぁ・・。」
- 「子どもの学費とか、老後の生活費とか。将来、不安だ。。。」
あなたは、こんな気持ちになったことはありませんか?
この記事では、あなたのそんな不満や不安を取り除くためにおすすめの副業についてご紹介していきます。
これからの時代を生き抜くために、副業が必要な3つの理由
1)平均収入は過去20年間、減少傾向
※出展:厚生労働省
上記は、厚生労働省の平成26年12月発表のデータです。
このグラフによれば、1994年の664万円をピークとして、世帯あたりの平均年間所得はほぼ一貫して下がり続けていることが分かります。
2012年には537万円まで下がっており、約20年で約20%下落したことになります。
どうやら「給料が一向に上がらない」という私たちの肌感覚は、ただの思い込みではないようです。
2)今後、平均収入が増加する可能性は低い
それでは今後、景気回復によって一般家庭の平均収入は増加していくのでしょうか?
その答えは残念ながら、「難しい」と言えそうです。
日本の未来を占う上で参考になるのが、アメリカの状況です。
「アメリカで流行ったものは、10年後(30年後という説も)に日本でも流行る」と言われているように、アメリカの現在は日本の未来の姿でもあります。
アメリカでは、大半の家庭の収入は1999年をピークとして下がり続けています。
以下のグラフの赤い線、「Median household income(最も数が多い層の収入)」をご覧ください。
※出展:Market Solution
アメリカの一般家庭の収入は2007年にかけて一度盛り返しましたが、結局失速してしまいました。
2011年には、1996年の収入水準まで落ち込んでいます。
アメリカのGDPは1991年以来、ほぼ右肩上がりに増加しています。
にもかかわらず、家庭の平均収入が減少しているということは、
- 所得の再分配がうまく機能していない
- 貧富の差が拡大している
- 稼ぐ力のある人は収入を増やしている
- 稼ぐ力のない人は収入を減らしている
このような原因が考えられます。
上記の事情は日本でも同様です。
法人税や累進課税率が引き下げられる一方、生活保護や年金の支給額が引き下げられています。
3)将来受け取れる年金額は、月10万円未満
もしあなたが年金だけを頼りに老後の生活を送ろうとしているのなら、生活保護レベルの暮らしを覚悟する必要があります。
※出展:ザイ・オンライン
「ザイ・オンライン」によれば、平均月収30万円のサラリーマン(単身者)が将来受け取れる年金の月額は、
- 35歳で95,307円
- 30歳で91,696円
- 25歳で88,755円
とのことです。
かたや、2015年11月現在、埼玉県さいたま市の生活保護支給額は80,820円です。
出展:生活保護の総合サイト
今後、国家財政が劇的に改善でもしない限り、生活保護支給額や最低生活費は年金支給額とともに引き下げられていくことでしょう。
ただでさえ生活保護受給者に厳しい日本では、「年金と生活保護をダブルで受け取る人」、いわゆる「ダブル受給者」に対するバッシングは今後ますます強まっていくものと予想されます。
「年金で足りない部分は生活保護で補う」という方法は、もしかしたら30年・40年後にはとてもハードルの高い手法になっているかもしれません。
在宅副業ランキングベスト3(独断と偏見による)
ここまでの話をまとめると、
「会社や国に頼っているだけでは、今後あなたの収入が上がっていく可能性はきわめて低い」
ということになります。
「収入を増やす」ための行動をあなた自身が起こさなければ、今後あなたの生活が勝手に楽になっていく見込みはありません。
とはいえ、あなたは既に何らかの仕事を必死にがんばっているに違いありません。
サラリーマン(ウーマン)として身を粉にして働いている状況で、アルバイトまでしようものなら、時間がいくらあっても足りません。
収入を増やすどころか、疲労がたまって本業に悪影響を及ぼす可能性さえあります。
サラリーマンとして働きながら、在宅や自宅で行うことができる副業には、次のようなものがあります。
(第3位)株取引・FX
出展:来夢来人、出展:Finance and Career
株取引やFXでは、安く売って、高く売るスキルが求められます。
デイトレード、スイングトレード、スワップ金利、配当狙い、長期の値上がり狙いなど、手法はさまざまです。
メリット
何といっても、「当たればデカい」という点に集約されると思います。
株取引では、株価が何倍・何十倍にもなったという話もしょっちゅうです。
また、キャピタルゲインに対する税金が20%と、法人税に比べて税率が安い点も見逃せません。
「自宅から一歩も外に出ずに完結できる」という点もメリットです。
物販と違い、在庫が必要ないという点も魅力です。
デメリット
数十万~数百万円という元手が必要になる点は、デメリットと言えます。
1か月以内などの短期で利益が欲しい場合には、頻繁な取引が必要です。
他にも注意すべき点として、FXや信用取引では、手持ちのお金以上の損失を出す可能性もあります。
定期的に勝てるようになるためには、訓練や運が必要という点も考慮する必要があります。
(第2位)ネットビジネス
出展:Lifehack
「ネットビジネス」と言っても内容はさまざまですが、ざっくりと以下の3種類に分けられます。
- 広告
- 物販
- 情報販売
ブログなどを運営し、広告を掲載して収入を得る手法です。
運営者は「ブロガー」、「アフィリエイター」などと呼ばれます。
中古本を安く仕入れて高く売る「せどり」や、価値の高い物を安く仕入れて「ヤフオク」や「Amazon」で販売して利益を得る方法、ネットショップを運営する方法などがあります。
情報商材の制作や販売、オンラインセミナーの提供など、インターネット上で提供できる商品を開発して、販売する手法です。
メリット
ネットビジネスの一番の魅力は、元手としての資金がほとんどいらない点です。
極端な話、無料ブログサービスを使えば、必要なのはあなたの作業時間だけです。
デメリット
ライバルが多く、競争を勝ち抜くための差別化が必要な点は、デメリットと言っていいでしょう。
ブログの更新など、日々の作業に手間が掛かることも難点です。
(第1位)不動産投資
メリット
不動産投資の最大のメリットは、家賃収入が入るようになったらあとは基本「ほったらかし」にできる点です。
サラリーマンや公務員でも、本業に支障なく稼ぐことができます。
デメリット
投資を開始するためには、数百万円~数千万円という資金が必要です。
また、家賃収入が手に入るまでは相当な作業や時間が必要となります。
加えて、入居者さんが退去してしまったら家賃が入ってこなくなる「空室リスク」も存在しています。
一覧にして比較
以上3つの手法のメリット・デメリットを表で比較すると、次のようになります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
不動産投資 |
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ネットビジネス |
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株・FX |
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不動産投資を始めるには
出展:Envelope Real Estate Brokerage
それぞれの手法にはメリット・デメリットが存在していますが、私は「不動産投資」をおすすめします。
不動産投資には何といっても、「ほったらかしにできる」という魅力があります。
そうは言っても、「不動産投資」にも他の投資と同様に「リスク」は存在しています。
行動を起こすのは、知識を増やしてからでも遅くはありません。
最終的に、「不動産投資」以外の副業・副収入の方が、あなたに合っている可能性もあります。
もしあなたが副業の一つとして「不動産投資」を検討しているなら、当サイトの以下のコンテンツも参考にしてみてください。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。