利回りの高いアパートも徐々に出てきてはいるものの、空室を埋められるイメージが浮かんでこない。
気分転換のため、複数のシェアハウスの内見に行ってきた。
越谷市：駅徒歩7分
普通の一戸建て住宅用地としては人気の低い、行き止まりの土地をうまく利用している。
通常の二階建ての一戸建てだったら日差しが全く期待できないが、3階建てにして屋上を設けることで、日照を確保している。
現在8室中5人入居とのことだったが、キッチンには所狭しと物が並んでいた。
広いリビングはシェアハウスの一番の売りだろう。リビングは24畳の広さがあるそうだ。
鎌倉市：駅徒歩10分
趣のある門が入り口にあるシェアハウス。
リビングは物が少なく、すっきりしている。
キッチンとダイニングはそれなりに物が多い。
現在8室中4人入居とのこと。
映画やTVからの資料
インテリアの参考になるかもしれないと思い、DVDを借りてスクリーンショットを撮ってみた。
Spanish Apartment
原題は「L’Auberge Espagnole」。
リビング。
キッチンはお世辞にもきれいとはいえない。
冷蔵庫は7人で使うには小さすぎるように見える。まぁ映画だから…。
冷蔵庫の中は入居者ごとにスペースが区切られているが、あまり効果はないようだ。
越谷のシェアハウスでは、冷蔵庫や収納の中を100円ショップで売っているような仕切りで整然と区切っていた。越谷のやり方は参考になる。
ラスト・フレンズ
※出典：フジテレビ
リビングはポップな感じ。
キッチンの流しの目の前に棚があると、調味料を置いたりするのに便利なようだ。
両開きの冷蔵庫はあまり見たことがない。容量が大きくてよさそうだ。
まるでCMのような絵だ。
テラスハウス映画版
※出典：フジテレビ
吹き抜けといい、リビング・ダイニングの広さといい、こりゃ真似できそうにない。
白で統一すると掃除が大変そう。
キッチンの全体像は分からなかった。
リビングのソファは木目と適度な堅さがありそうなクッションでいい感じ。
女子部屋。2段ベッドで3人寝られるようにするナイスアイデア。
男子部屋。奥のベッドだけ仲間はずれ感が半端ない。
このスペースはなんだろう。打ち合わせ用か。
まとめ：シェアハウスも空室に悩んでいるようだ
越谷のシェアハウスも鎌倉のシェアハウスも、定員数の半分近くの入居状況だった。
都内の通勤に便利な場所でもない限り、常に満室とはいかないのかもしれない。
不動産経営の難しさを改めて感じた。
