押入れの床板に、カビが目立つ部分がありました。
湿気対策のために、職人さんに依頼して板の交換および断熱材の設置をしてもらいました。
こんなに怖い!湿気の被害
湿気やカビを放置しておくと、木材の腐りにつながります。
シロアリはカビを餌としているため、湿気でカビが多くなるほどシロアリ被害にあう可能性も高まります。
床材が腐ると、土台・柱などの構造材まで腐ってしまう可能性があります。
構造材が腐ってしまうと、家の傾きなど根本的な問題にもつながります。
また、湿気で生じるカビはぜんそくの原因物質の一つと言われています。ぜんそくのもう一つの原因物質はダニですが、ダニはカビを餌として繁殖します。
※出展:SUUMO
入居者さんの健康に被害が生じる可能性を知りつつ、対策をせずにそのまま家を貸してしまうような、悪徳大家にはなりたくありません。
湿気対策:ビフォー&アフター
施工前はこんな状態でした。
押入れの床板がカビてしまっています。
気休めにベニヤ板を一枚敷くだけでも良かったのですが、物件取得時(4年前)から懸念していた箇所なので、思い切って工事を依頼することにしました。
床板をはがすと、土の地面がすぐ下に見えました。どうりで湿気が多いわけです。
土台に木枠を据え付けて、断熱材(スタイロフォーム)を敷きつめます。結露対策です。
断熱材の上に、化粧板を張り付けます。
見事によみがえりました。
工事費内訳は、以下の通りでした。
- 床下地材(断熱材含む):8,000円
- 化粧板:6,000円
- 工事費:20,000円
- 養生費:2,000円
- 廃材処分費:3,000円
合計39,000円(税別)。