「暇と退屈の倫理学」(著: 國分功一郎)という本を読んでます。
https://www.shinchosha.co.jp/book/103541/
本書では、「退屈」についての筆者の考えが綴られています。
結論の一つは、
「退屈だったら勉強でもしておけば?そのうちたぶん楽しいことがあるよ」
といったものです。
スピードやコストパフォーマンスが求められる現代では珍しい本ですが、人間の本質や、不幸や幸福とは何か?についてヒントが得られそうな本です。
本書が伝えようとしている内容の一つに、
人は退屈に耐えられない。
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退屈を紛らわせてくれるもの、とりわけ「苦しみ」を人は求める。
といったものがあります。
スポーツもギャンブルも戦争も宗教も本質的には同じ、という主張です。
結局、退屈とどう向き合うか、で幸不幸は決まってくるのかもしれません。