大家業には自己中心的な性格へのリハビリ効果が期待できるかもしれない

擁壁が老朽化していた件ですが、資金の目処がついたので業者さんに来てもらいました。

事前に送っておいた寸法図と現地の状況に特に差異がなかったようで、現地確認はものの数分で終了しました。
業者さんには、神奈川から埼玉まで高速道路を乗り継いで来ていただいた上に、帰りには私を最寄駅まで送ってもらってしまいました。大感謝です。

見積もりとは関係ないですが、今日は仕事について考えさせられる一日でした。

電車内でのケンカに「我関せず」

行きの電車内では、酔っ払いのおじいさんが女子校生の父親とケンカしていました。
なんでも、女子高生におじいさんが暴言を吐いたようです。
一瞬、ケンカの仲裁に入ろうかと思いましたが、巻き込まれるのが嫌だったので無視してしまいました。

信号無視する小学生に注意できず

駅から物件まで歩く途中で信号待ちしていたら、小学生が横断歩道の向こうに止まりました。
私は、車がまったく通らない道路で信号待ちをするようなまじめ人間ではありませんが、信号無視するところを小学生に見せるのは教育上良くありません。
そのため、信号が変わるまで待っていました。

そうしたら、その小学生が信号無視して道路を渡ってきました。
赤の他人だろうが、大人としてはこんな時には叱ってやらなければいけないのでしょう。私には叱れませんでした。

鉄道警察に激怒するサラリーマン

帰りの電車内では、20~30代のサラリーマン風の男性が激怒していました。
理由は分かりませんが、鉄道警察に何らかのサインを求められているようでした。
彼は鉄道警察に対して怒りの言葉を浴びせながら、サインするのを拒否していました。

怒っている人はなぜか悪人に見えてきます。
自分のことしか考えられなくなった時に、人は怒るのかもしれません。

ダメ人間には大家はつとまらない

今朝、芥川賞作家の西村賢太さんの番組を見ました。
※参考:芥川賞作家、西村賢太の最低すぎてスゴい発言集 – Naverまとめ

「ダメ人間」の最終形態のような彼の話を聞いたせいか、自分のダメなところに自然と意識が行きます。

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私はとにかく「自分さえ良ければ良い」というルールで生きています。
電車内でのケンカ仲裁も、小学生の信号無視を叱ることも、躊躇なくできるようなできた人間ではありません。
ところが全ての仕事に共通していることですが、「自分さえ良ければ良い」では仕事は進みません。

擁壁補修のための資金は、損切り覚悟で株を売って捻出したものです。株の売却で50万近い損失を計上してしまいました。
短期的に考えれば、擁壁補修をすることで私にとって何も良いことはありません。
しかし長期的に考えれば、「これで借り主さんに安心して住んでもらえる」という安心感は得られます。

大家業を続けていると、長期的な視点で物事を考えられるようになってきます。
自分にとって大家業は、自己中心的過ぎる自分自身のリハビリとしての効果があるのかもしれません。

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