逆の立場に立ってみる

20141013
借りているマンションの暖房が動きません。

札幌の冬を暖房なしで乗り切る根性など、私は持ち合わせていません。

管理センターに電話します。

こんな流れ

(管理)「はい。管理センターです。」

(私)『暖房を付けようとしたんですが、トントントンという音がするだけで、一向に暖かくなりません。』

「では30分後くらいに行きます」

素早い対応です。
見習わなくては。

(30分後)
ピンポーン

(ドア開ける)
『はいどうぞ。』

「メーター側が閉まっていましたよ。」
こちらの物件は、水道管凍結防止のため、ガス・水道・灯油のメーターを鍵のかかる棚に入れて入居者が勝手に開け閉めできないようになっています。

『そうでしたか。
水道とガスは開けてもらったんですが・・・。』

(暖房を点けてみる)
「あれ?まだダメだな。
新聞紙あります?」

えーと、新聞なんて取ってませんが、と英語の勉強用に買った英字新聞を差し出します。
(英字新聞なんて読みやがって、この鬼畜米英かぶれが!と思われていない事を祈ります)

部屋の灯油管の出をチェックされています。

「すみません、カッターあります?」

『はい、どうぞ。』

灯油管を再度いじっているようです。

「すみません、ぞうきんあります?」

『はい、どうぞ。』

ことごとく何も持ってきていないところを見ると、簡単に直る目論見だったようです。

途中、トイレのご利用もご所望されました。
私がお客さんの所にくときは、トイレは近隣のコンビニか公園でするようにしていますが・・・。

部屋の中は片付けていましたが、トイレはまったく片付いていません。
まぁ、いいか、と思い髪の毛やバスタオルが落ちたままのトイレをそのまま使ってもらいます。

部屋の外と中を往復し作業される事1時間弱。

「メーターが壊れているようです。
交換となるとそこそこ時間掛かると思いますが・・・。
ちょっと我慢してもらえますか?」

『わかりました。まだそこまで寒くないので大丈夫ですよ。』

後日、管理会社から電話が。

「メーターの交換は、他の階から順番にやっていく予定だったのですが、お客さんの部屋も予定に含める事にします。
ちょっと先になるとは思うのですが・・・。」

『分かりました。』

「ところで、いつごろ入居されました?」

『9月14日に入りました。
不動産屋さんから連絡来てませんか?
私も何か提出する必要がありましたっけ?』

「いや、お客さんは特に何も出すものはありません。
不動産屋さんからFAXをいただいていないので、一度確認しておいてもらえますか?」

『分かりました』

不動産屋さんに連絡し、
『管理会社さんから電話あって、入居申込書が来ていないとのことでした。
何かの行き違いかもしれませんので、再度送っておいていただけますか?』
と伝えます。

学び

つい昨日まで、
「対応が遅い!」
と怒られる側だったこともあり、今回の件では全く怒ろうという気にはなりませんでした。

むしろ、

  • メーターの交換を全戸分やるなんて、手間も時間も掛かるだろうな
  • 簡単に直るつもりで来たのに、予想外の状況が待ってたら、周りが助けてやる必要があるよな
  • FAXしたつもりが送ってなかった、って事もあるだろうな

という同情の気持ちが強かったです。

サービスを提供する側と受ける側の両方を経験すると、いざ同じような状況に遭遇した時、心に余裕ができるという事がよくわかりました。

とか言って、雪が降り始めても暖房が直らなかったら
「どうなっとんじゃ!!」
とブチギレしているかもしれませんが・・・。

心の修業が必要です。

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