リモートワークを盛大にディスるイーロン・マスクのツイートが話題になっていたので、リモートワーク反対派・賛成派の意見を探してみた。
リモートワーク反対派
イーロン・マスク(テスラ社長)
「リモート勤務を希望する人は週に最低40時間オフィスで勤務しなければならない。さもなくばテスラを退社してもらう」
仕事のためにオフィスに行くというのは時代遅れの概念だと考える人に何か伝えることはあるか、というフォロワーからの問いに答える形で、「そうした人は、どこかよそで働くふりをすればよい」と記した。
「どこかよそで働くふりをすればよい」というのは分かりにくい文だが、原文は”They should pretend to work somewhere else”なので、要は、
在宅勤務をしたい人は他の会社に行ってくれ。仕事しているフリしかできないやつは要らない。
と言っている。
サンダー・ピチャイ(Google社長)
Three days in the office was important for collaboration and community, Pichai said. Two days remotely gave employees time off from the commute, he said.
business insider
(週3日出勤することはコラボレーションやコミュニティ活動にとって重要だ。週2日の在宅勤務は従業員の通勤の負担軽減に役立つ。)
ティム・クック(Apple社長)
we have an opportunity to combine the best of what we have learned about working remotely with the irreplaceable benefits of in-person collaboration.
The Verge
(これは、対面コラボレーションと在宅勤務の双方の長所を融合できる好機なのです。)
リモートワーク賛成派
マーク・ザッカーバーグ(メタ社長)
I’ve found that working remotely has given me more space for long-term thinking and helped me spend more time with my family, which has made me happier and more productive at work,
business insider
(在宅勤務は、僕にじっくり考えるための余裕を与えてくれたし、家族と過ごすための時間を増やすのにも役立った。そして僕は以前より幸福感を感じられるようになったし、仕事の生産性も上がった。)
中立派
アンディ・ジャシー(Amazon社長)
For our corporate roles, instead of specifying that people work a baseline of three days a week in the office, we’re going to leave this decision up to individual teams. This decision will be made team by team at the Director level.
Amazon
(週3日の出社などの規定を全社一律に定めるのではなく、個別のチームに委ねることにした。チーム長の個別の判断に任せる。)
まとめ
情報技術の総本山のような会社でさえ、リモートワークに対しては否定的な会社が多いみたいだ。Amazonも完全なリモートワークは年に4週間しか認めない方針なので、実質的には反対寄りっぽい。
私自身はリモートワークさせてもらえなかったので、「リモートワークいいなー」と思って見てたが、状況は変わりつつあるようだ。
ちなみに引用の日本語部分は私の適当な意訳なので、間違っていたらすみません。
参考記事:
※アイキャチ画像出典: Lukas BieriによるPixabayからの画像