全国賃貸住宅新聞のサイトを見ていたら、意味不明な見出しが。
「お気に入りのうどんで探す検索サイト」
うどんで探す賃貸物件
地図上には大量のうどん屋アイコンが。
サイトは当然のようにスマホにも対応しています。
全国賃貸住宅新聞のサイト上には、
- 「約2年の構想期間」
- 「掲載数をもっと増やさなければ」
- 「うどんで空室対策」
など真剣なのかフザけてるのか分からないような制作者の声も掲載されています。
サイトを見ていると、香川のうどん文化を誇りに思い、仕事を楽しもうという不動産屋さんの姿勢が伝わってきます。
「グローバルセンター」という不動産会社は、高松市を拠点として6店舗を展開。管理戸数は7000件近くと結構な規模です。
「うどん県索」の立ち上げ担当の方は、お偉いさんを説得するのにさぞや苦労したことでしょう。
(担当者)「部長!うどん屋さんで探せる賃貸住宅サイトを立ち上げましょう!」
(偉い人)「うどん屋で探す?わけわからんこと言ってないで、さっさと外回りしてこい!」
そんなやり取りが目の前に浮かびます。
「うどんが好きすぎて高松に引っ越したい人」というスーパーニッチ狙いは果たしてうまくいくか
ご当地の経営資源(うどん)をいかして、県外のお客さんを呼び込む。「地方創生」のお手本とも言えそうな事業アイデアです。実際にお客さんが増えるどうかは、何年か経過してみないと分かりませんが。
私も10年ほど前に、香川に「一人うどん旅」に行ったことがあります。
レンタカーで田んぼの間の道をひたすら走り抜け、一日にうどんを6~7回も食べる旅は最高でした。
私のうどん知識は10年前で止まってしまっているので、「うどん県索」を参考に最新のうどん情報を仕入れたいと思います。
神戸から香川はそれほど遠くはないので、リフォームが落ち着いたらまた「うどん旅」に行ってみたいものです。