引越し先を探すときに、かなり非効率な時間の使い方をしてしまいました。
同じ失敗を繰り返さないよう、記録を残しておきます。
1)時間を限定する
「今日は○時から予定があるので、1時間で切り上げたいです」
と、不動産屋さんに最初に伝えておきます。
その方が、不動産屋さんも物件内見を最優先して動いてくれます。
不動産屋さんを訪問すると、担当者さんは次から次へと物件を探してくれます。
しかし、最初から時間を区切っておかないと、お互いにとって時間と労力の無駄に終わることが多いです。
2)事前に条件を伝えておく
「部屋の希望条件など、フォーマットをいただけますか?」
とメールや電話で連絡しておきます。
まっとうな不動産屋さんであれば、
などを聞いてきてくれます。
以下は、私が不動産屋さんに送ったメールの文面です。
○○さま
早速のご返信ありがとうございます。
○○です。訪問の日時ですが、○月○日の○時ではいかがでしょうか?
恐縮ですが、その日は次の予定があるため、○時までに切り上げたいと思っております。
その間に内見を完了できればありがたいのですが、時間が足りないようでしたら別の日でも結構です。
部屋の希望条件など、フォーマットがあればお送りいただけないでしょうか。引き続きよろしくお願いいたします。
不動産屋さんを訪問すると、必ずと言っていいほどヒアリングシート(※)を書かなければいけません。
※希望のエリア・家賃などの、上記フォーマットと同じような条件を記入する紙。
記入はせいぜい数分の作業ですが、新しい不動産屋さんを訪問するたびに毎回書くのも面倒です。
事前に済ませられることは、前もってメールで済ませておきましょう。
このような事前ヒアリングさえまともにできない不動産屋さんには、実際に会ってもガッカリしてしまう可能性が高いです。
他の不動産屋さんを当たった方が良いでしょう。
3)条件に近い物件情報を持っていく
希望の物件イメージを伝えるため、ネットで見かけた物件や、他の不動産屋さんを訪問した時にもらったチラシなどを持参しましょう。
「他の業者さんに悪いから」などの遠慮は不要です。
チラシやホームページの情報は不動産屋さんなら誰でも見ることができます。
高い仲介手数料を払うのですから、存分に競争してもらいましょう。
4)机の上の分厚い物件ファイルは無視
A4チラシを大量にファイリングした机の上のバインダーは無視しましょう。
※出展:Amazon
最近はあまり目にしなくなりましたが、「参考までに」といって渡されるチラシのファイルがあります。
探しにくい上に情報が古いので、見ない方がいいです。
そのかわり、希望の物件イメージに近いチラシを自分で持っていくようにしましょう。
5)初期費用を一覧化する
引越しの際に掛かる総費用(初期費用)を一覧化しましょう。
似たような物件をいくつも紹介されると、どれが良いのかわからなくなってしまいます。
次のような表をノートにでも手書きしておきましょう。
物件A | 物件B | 物件C | 物件D | 前家賃 | 4.8 | 4.7 |
---|---|---|---|---|
敷金 | 0 | 4.5 | ||
礼金 | 0 | 4.5 | ||
仲介手数料 | 4.725 | 4.725 | ||
火災保険 | 1.5 | 2 | ||
鍵交換 | 1.575 | 1.575 | ||
清掃費 | 3.15 | 2.5 | ||
家賃保証料 | 1.92 | 0 | ||
その他 | 0.567 | 0 | ||
合計 | 18.2 | 24.5 |
※数値は全て「万円」
こうすれば、どの物件が最もお得なのか一目で分かります。
初期費用を12か月で割って、家賃に足せば実質的な家賃も分かります。