旅行してもいいの?ダメなの?(2020年11月: 神戸・有馬)

2ヶ月前にも訪問したばかりですが、必要かつ急を要する用事があったので1泊2日で神戸に行ってきました。
※感染対策実施済。

◼️新幹線乗車率約70%

行きの新幹線(指定席)は結構な乗車率でした。

ぱっと見、7割は埋まっていたように思います。
平日の午前中にも関わらず、観光需要は旺盛です。

京都でほとんどのお客さんが降りました。
私はこの後、新大阪で降りました。

***

一通り用事を終えて、ホテルにチェックインしたのが19時頃。
時間もあるので、神戸の夜景を撮影することにしました。
地下鉄海岸線に乗車し「みなと元町」で降車。「メリケンパーク」を目指します。

◼️神戸の夜景

メリケンサック」同様に、メリケンパークという名は「アメリカン」に由来しています。かつてこの地にアメリカ領事館が建っていたためにこのような名前となりました。

※「メリケンサック」とは、拳にはめて打撃力を強化する凶器。

神戸ポートタワーは1963年に建設された展望塔。
つい最近似たような塔の写真を撮った気が…。

ポートタワー隣の、緑の網みたいな建物は神戸海洋博物館。1987年に開館。船や港に関する展示が中心。

メリケンパークの西側、高浜岩壁から撮影。ポートタワーと海洋博物館の間に見えるのは、ホテルオークラ神戸

◼️有馬温泉

2日目の用事が午前中で終わったので、ついでに有馬温泉に寄りました。

日帰り温泉に入りました。
自分がスーパー銭湯慣れしすぎているせいか、満足度は今ひとつでした。
屋内の小さい浴槽が2つだけで、脱衣場も大人1人が着替えるのがやっとという狭さでした(←スーパー銭湯と温泉を一緒にするな)。

昼食後、紅葉の名所「瑞宝寺公園」に寄りました。来る時期が少し遅かったようです。

その後、土産を買い高速バスで新大阪まで移動。新幹線で帰宅しました。
※阪急バス:新大阪行き1250円。約50分。

◼️飲食店は密

神戸でも自宅付近に帰ってきてからも、多くの飲食店はお客さんでいっぱいでした。

感染を避けるために、
・空いている店を選ぶ。
・声の大きい人からは離れる。
・食べたらすぐに店を出る。
というスタイルで食事をしました。もちろんボッチめしです。

「飲まなきゃやってらんないよねー!」と、くだを巻いていたお客さんの精神状態も心配でしたが、感染状況はもっと心配です。

◼️結局、旅をしていいの悪いの、どっちなの?

「Go To トラベル」が主因だと思われますが、観光需要は確実に回復しています。時事通信(2022年6月現在、参照元記事リンク切れ)によれば、年末年始の航空需要は前年比7%減の水準まで戻ってきているそうです。

全日本空輸は10日、年末年始(12月25日~2021年1月5日)の国内線について、事業計画より1%多く運航すると発表した。新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ旅客需要は、政府の観光支援策「Go To トラベル」の効果などで回復傾向にあり、特に需要が見込まれる一部路線で臨時便を設定する。ただ、前年実績比では7%の減便となる。
※URLがリンク切れになった時に備え本文引用。

4月には、前年比で訪日外国人旅行者数99.9%減という壊滅的状況だったことを考えれば劇的な回復です。

しかし、いわゆる「第3波」の到来により新規感染者が激増しています。今後4週間の全国の感染者数は約70,000人と予測されています。

旅行に関する意識は再度弱気方向に傾いています。

西村経済再生担当大臣の11/19会見での「神のみぞ知る」発言(28分目くらいから)が叩かれていますが、実際に映像を見てみると、言うほどひどい内容だとは思いませんでした。
「予測感染者数?わかるかい!そんなもん!」
という彼の本音がうっかり出てしまっただけではないでしょうか。

受験勉強や効率重視の価値観で育った影響か、私にも“正解”を探してしまう癖があります。変化し続ける不確実な現実世界では、正解など存在しないのに。

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