相模湖 980万。間違いなくババ抜き物件

物件調査

旅行したり転居先を探したりで、物件探しどころではありませんでした。
しかし、それも終わったので物件探しを再開します。

来年こそはスギ花粉のない場所で過ごしたいので、なんとしてもキャッシュフローを増やしたいです。

物件周辺の状況

今回の調査対象は、神奈川県は相模湖駅からバス20分・バス停から徒歩15分のアパートです。

物件チラシに記載されていた最寄バス停「帝京大学」停留所は既に廃止されていました。
「寸沢嵐(すあらし)」が最寄バス停でした。バスは一日に一本だけと、使い物になるレベルではありません。

今回訪問する物件とは無関係ですが、バス停からすぐのところに古いアパートが建っていました。
帝京大学生向けのアパートだったようです。
ちなみに帝京大学の相模湖キャンパスは既に廃止されています。
帝京大学の入口に建築計画の立て看板があり、大学の建物は老人ホームとして生まれ変わるようです。

薬学部が東京都板橋区に移転してしまったようです。学生需要が一気に消失してしまいました。
典型的な「ババ抜き物件」(※)な気がします。
※維持費だけ掛かって入居者が決まりにくく、とにかく誰かに押し付けたくなるような物件のこと。

暑さのせいかもしれませんが、駅前の人気(ひとけ)の無さは、さながら「ゴーストタウン」です。
IMAG1309

スティーブン・セガールの「沈黙の断崖」を思い起こさせるような立地です。
自分が住む分には、環境が良いところなので魅力的ですが、入居者さんを募集する上では苦戦しそうです。

物件調査雑感

物件前に到着しました。

外観はきれいに見えます。
しかし、駐車場がありません。
歩いて行ける範囲にコンビニやスーパーがあればどうにかなると思っていましたが、物件周囲1キロにお店の存在が確認できません。

車を持っていない人が暮らすには絶望的な状況です。
近隣にも空き駐車場も見当たりません。

物件が立っている土地は、林に面した急斜面です。
土砂災害リスクや擁壁状態の調査などが必要です。

大家さんが1階に住んでいる物件のようだったので、あまりジロジロ見ることもできません。10分ほどで退散しました。
見送りです。

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