北陸出張:物件1―富山県高岡市野村200万

20111127-1
視野を拡げるため、富山と石川の物件を見て来ました。
写真は、今回の足となった深夜バス「MKツアー」です。

深夜バスに乗り込む

22時50分に新宿西口発の便でしたが、出発20分前を過ぎてもバスが見当たりません。

集合場所を勘違いしたのでしょうか。
「集合場所は、新宿センタービルの北側の道路」と案内には記されていました。
旧「安田ビル」、現「損保ジャパンビル」の向かい側で合っているはずです。

近くで私と同じようにバス待ちしている人たちがいます。
心配になりつつも、20分ほどその場で待ち続けました。

22時50分ごろ、黄色い車体に「MK Tour」の赤文字の記されたバスが入ってました。
乗り込もうとしたところ、
「これは1号車ですよ。」
と言われ、自分の乗る予定の「5号車」が来るのをもうしばらく待つことにしました。

23時くらい。5号車が入ってきました。
銀行の振込み完了画面をプリントアウトしたものを係の人に見せ、車内に乗り込みます。

深夜バスを使うのは、5~6年前にスノーボードで長野に行った時以来です。
「水曜どうでしょう」の大泉さんたちと同じように、この後7時間、「狭い・暑い・不自由」の三重苦を味わうことになりました。

バスを予約したのは出発の一週間ほど前という、ギリギリのタイミングでした。
ゆったりとした3列シートではなく、4列シートしか予約ができませんでした。

3列シートでは、隣の人との間に必ず通路があり、多少はリラックスできます。
しかし4列シートでは、シートが二人分連結しているので、隣に非常に気をつかいます。
次に富山か金沢に行く機会があったら、電車か飛行機を利用すべきだと思いました。

以下、交通費の比較です。

  • バスで往復:6,400円(4列)
  • 飛行機で往復(一泊つき):約2万円
  • JRで往復(一泊つき):約3万円
  • 行きはJR、帰りはバス(3列):18,000円

※2011年11月当時

コストパフォーマンスが良いのは、飛行機と思われます。

高岡(富山県)に到着

朝6時。高岡駅に到着しました。

恐ろしく寒いです。
体感気温は0度を下回っているかもしれません。

不動産屋さんとの待ち合わせは朝10時です。
4時間も何をすればいいのだろう。

カフェかファミレスでもあればそこで時間をつぶそうと思っていましたが、そんなものは全く見当たりません。
そば屋さんの明かりが点いていましたが、店の外からは値段が分かりません。
仕方ないので駅のベンチで夜明けを待つことにしました。

朝日が昇ってくると、立山連峰の白さが目を引きます。
写真を撮るのを忘れていました。

夜が明けて多少は暖かくなるだろうと思い、高岡駅南口周辺を散歩してみます。
ファミレスでもないだろうか、とぶらつきます。

5分も歩くと、寒さで足の震えが止まらなくなりました。
富山の朝は寒すぎます。

幸運にも「すき家」を発見しました。「地獄にすき家」です。

凍える身体を引きずり、店内に入ります。
朝食とトイレを済ますことができ、一石二鳥でした。

旅行時のトイレ問題(大)はなかなかの一大事です。
トイレの地面が汚い場所で、バックパッカーはどうやって用を足すのだろう?と考えてしまいます。

8時過ぎまで「すき家」で時間をつぶした後、駅に戻る途中で「ココス」を発見しました。
しかし営業時間は朝10時からで、入れません。残念です。
高岡には喫茶店やカフェらしきものが全くありません。これが地方の現実でしょうか。

高岡をプチ観光

10時までヒマなのでちょっと観光してみます。

「高岡の大仏」は、鎌倉・奈良と並んで実は日本3大仏の一つらしいです。
また、「古城公園」は加賀藩の高岡城の跡地とのことです。

10時近くになったため、駅に戻りました。
高岡駅南口のロータリーで、不動産屋さんと会いました。

インパルス堤下風の好青年です。
一軒目に案内してもらいます。

一件目:200万円・築35年

20111127-9
価格:200万円
間取:5SK
土地:110平米
建物:79平米
築年:1976年

駅から車で約10分ほど移動します。

本物件の持ち主はご高齢で入院されているようで、入院前まで住んでいたとのことです。
中を見てみると、管理状態がひどいです。

不動産屋さんが言うには、
「これまで複数の人を内見案内しましたが、みなさんお見送りされました」
とのこと。

「50万くらいなら考えても良い」
という人もいたそうですが、価格交渉の余地はあまりないようです。

内部の問題以外にも、お隣と建物が連結している点も問題です。外壁の修繕時に苦労しそうです。
また、前面道路が4m未満のため、建て直しの際にはセットバックが必要です。売却の際に苦労しそうです。

軒天は全面補修が必要です。
トイレもくみとり式のため水洗化が必須です。
基礎の通気口にことごとく穴が開いています。床下にシロアリやネズミ等入り込んでいる可能性が高いです。

室内はところどころ、ガムテープで悪あがきした痕跡も見えます。雨漏り、水漏れの激しさが伺えます。

20111127-17
キッチンは換気扇だけ妙に新しく、周りの設備の古さが余計目立ちます。

20111127-18
「バイオハザード」で出てきそうなキッチンです。恐ろしく汚れています。
全面取り替えをしないと、使えそうにありません。

風呂おけは少しはマシですが、湯沸かし器は壊れているようです。

トイレも惨状を呈しています。

2Fの天井は雨漏り跡がひどいです。

建物の状態は、2年以上前に埼玉のせんげん台で見た290万の物件と良い勝負です。
この時点で、地方だからといって物件価格が安くなるわけではない、ということが徐々に分かってきました。

一件目の調査を切り上げ、高岡から車で20分ほどの次の物件に向かいます。