「家いくつ持ってるの?」と質問してくる人間は信用できない

innocent

お会いした人から、「いま家いくつ持ってるの?」と質問されることがよくあります。
最初のうちは私もバカ正直に「〇〇件です。」と答えていました。
しかし途中から答えるのがアホらしくなってしまい、「内緒です」としか答えないようになりました。

保有物件の数を質問するということは、

  1. 相手の総資産額
  2. 相手の年収
  3. 相手の生活水準

これらを尋ねるようなものです。

私の保有物件数を知りたいのであれば、「まずは自分の年収と総資産額を教えてからにせよ」と言いたくなります。
とはいえ、私は相手の経済状況に興味はありませんから、相手が勝手に自分の年収をペラペラ語り始めたとしても自分の保有物件数を教えたりはしませんが。

この手の質問をされるようになってから、お金に関わる質問はもっと慎重にすべきだな、と考えるようになりました。この手の質問をする人は、その場で指摘されることはなくても、相手から心の中で「残念なやつだな・・・。」と思われているものです。

「いま家いくつ持ってるの?」と質問されて腹が立った話

party

2011年頃、不動産投資関連のセミナーに参加したときの話です。
不動産投資仲間を作りたいという気持ちもあり、自分にしては珍しく懇親会にも参加してしまいました。

居酒屋で隣になった方は会社員の方でしたが、不動産投資をやりたいと考えている様子でした。
当時、私が会社員の仕事と並行して不動産大家をしていることを話すと、例によって「いま家いくつ持ってるの?」と質問されました。

「〇件です。」
と私が答えると、
「へー。それじゃ、年間の家賃収入は〇〇円くらいだね。まだまだ会社員はやめられないね~。お互い頑張ろうね!」
と言われました。

このとき私は、「いま家いくつ持ってるの?」という質問の真意をやっと理解しました。相手は、私の年間家賃収入を知りたかっただけなのです。
「いま家いくつ持ってるの?」という相手の質問に答えたところで、「コイツはいったいどんな生活をしているんだろう?」という相手の野次馬根性を満たす意味しかありません。

このときはまだ兼業大家だったので、「家賃収入=年収」ではありませんでした。しかし、もし私が専業大家だったら「家賃収入=年収」になってしまいます。飲みの席とは言え、失礼な質問であることに違いはありません。

この程度なら、腹を立てるほどのことではありません。相手もお酒が入っていましたし。しかし、彼の話はこれだけでは終わりませんでした。

「たった〇〇円の家賃収入のために、週末の休みを犠牲にするなんて、おれには真似できないな~。残業代稼いだ方がマシな気がしてきたよ。」
と言ったのです。

お酒の席の冗談かもしれません。
しかし本気なのだとしたら、こんな意識の人と仲間になったところで何の意味もありません。
結局その人とは、その日以来まったく連絡を取っていません。

その懇親会の後、「まったく!金も時間も無駄にした!!」とイライラが収まりませんでした。無駄にしただけでなく不愉快な気分まで味わったのですから。

しかしよく考えると、相手の質問の意図を考えずに、ホイホイと経済状況を開示してしまった自分が悪かったのだと気付きました。

質問への回答を事前に決めておけば、不愉快な気持ちにならずに済む

会話の後で後悔するのはたいてい、自分の発言内容についてです。
相手から不愉快なことを言われたとしても、適切に反論できればその場で消化できます。

精神衛生を保つために私がやっていることの一つに、「不愉快な気分になった質問への回答を決めておくこと」というものがあります。
「いま家いくつ持ってるの?」という質問に対しては、「内緒です」と私は答えることにしています。
付け加えるならば、「食っていくには困らない程度です。」と。

それでも、「なんで内緒なの?」「いいじゃん教えてよ!」と食い下がってくる人もいます。
そんな人には、
「それでは、私があなたの年収と総資産について質問したら、どう感じますか?」
とか
「収入に関する質問は失礼だと思いませんか?」
など、相手の常識力を喚起する質問をすることにしています。

信頼関係がある程度できあがっている相手だったら話も多少変わってきますが、初対面(に近い関係)でこのような質問をしてくる人は基本的に信用できないと考えています。

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