確定申告(2014年分)

不動産経営

tax-office
確定申告に行ってきました。

税務署訪問

Amazonの印税について相談したかったので、相談コーナーに並んでみました。

tax-crowded

9月に異動手続で来た時にはガラガラでしたが、申告シーズンともなるとさすがの大混雑です。
この写真で見る限りは20人くらいの列ですが、これはあくまでも整理券をもらうための行列。

15分ほど待って整理券をもらい、列を抜けました。
列を抜けたところでは、50~60人ほどの人たちが待っています。
飲み会明けのだるい体にはキツイ待ち時間です。

約20分後には自分の番号が呼ばれました。
意外と回転は速いようです。

相談員の方に、
『アメリカの会社から印税をもらっているのですが、源泉徴収されています。
1)アメリカでの確定申告が必要ですか?
2)納税者番号の取得について詳しい方はいますか?
3)外国税額控除の書類はこれでよいですか?

と尋ねます。

答えは、
アメリカの事はアメリカに聞いてください。
外国税額控除書類はこれでよいです。」
という事でした。

そらそうだ。
ムダな時間を過ごしました。

ところでいくつか足りない書類があったようで、
「足りない書類を印刷してから、また来るか、郵送してください」
と言われました。

体調不良をおしてわざわざ来たというのに、また来るのは面倒です。
入口付近に手書き用の書類が置いてあったので、それに記入して提出しました。

以下、来年も同じ事を繰り返す事になると思うので、自分用にやり方をまとめておきます。

1)Excel等に支出をまとめる

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Googleドライブのスプレッドシートに日々の支出を入力しておきます。

2)レシートを保存

camscanner
レシート自体保存しておく必要がありますが、紙だと管理しづらいので、スキャナソフトを使ってデータで保存しておきます。

3)ピボットテーブルで小計

Googleドライブのピボットテーブル機能で、支出分類ごとに集計します。

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「行」の「フィールドを追加」で、支出分類の列(ここでは「交通費」の列)を選択。
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「値」の「フィールドを追加」で、支出額の列(ここでは「10900」の列)を選択。
03_05

4)収入シート作成

家賃収入を入力。

5)国税庁のサイトでデータ作成

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上記で集計・入力したデータを国税庁のサイトに入力、印刷。

6)貸借対照表作成

青色申告を行うには、貸借対照表・決算書を提出する必要があります。

6-1. 支出一覧をコピーして仕訳票の作成

先頭へ2行を挿入して、
(借方)前期末の現金、(貸方)長期借入金
(借方)前期末の普通預金、(貸方)資本金
を追加。

6-2. 現金・普通預金の科目を分ける

(貸方)
口座からの引き落としや振込みは、「普通預金」科目で。
それ以外の支出は「現金」科目。
減価償却行は削除する。

仕訳票ができたら、仕訳票のピボットテーブルを作成。

6-3. 貸借対照表シート作成

仕訳票のピボットテーブルができたら、それを元に貸借対照表シートを作成。
前期末の数値を今期初にコピー。
前期末の事業主借と元入金は足して、今期初の元入金にする。

(現金)
・始から仕訳表の「現金」項目をマイナスする
・減価償却分をプラスする
※マイナスになるようだったら、普通預金と相殺して、調整の額をプラスする

(普通預金)
・今期始の数値に家賃収入を足す。
・その後、仕訳表の「普通預金」項目をマイナスする

(建物)
・増えた物件の分を追加。毎年の減価償却分を減らす。最終的に1物件あたり1円だけ残す

(土地)
・土地は減価償却なし。増えた物件の分を追加

(帳尻)
多い方の普通預金・事業主借などから減算して数値を整理

(追記)

新年度バージョンも更新しています。
「不動産所得の確定申告(2015年分)。「決算書」を作ってから「所得税」へ進むとスムーズに行く」

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