合鍵作製の手続きだけで丸一週間 手元に届くにはさらに一か月

リフォーム・DIY

tostem
※出展:カギの情報庫

合鍵の作製に意外と手間取りました。
メーカーに合鍵作製を依頼しようとしている方の参考になればと思います。

合鍵作成依頼はホームページから。

月曜日。
ホームセンターの鍵屋さんで合鍵が作れなかったため、メーカーのトステム(現・リクシル)に電話をしました。
電話口で、「合鍵作成の依頼はホームページで受け付けています」と伺いました。
「トステム パーツショップ」でキーワード検索すれば良いそうです。

ホームページから依頼するのでは、鍵を受け取るまで時間が掛かりそうです。
そこで、MIWAロック加盟店の鍵屋さんが自宅の近所にあったため、仕事の後に寄ってみました。
表の看板には営業時間は夜8時までと書いてありましたが、7時半には既に閉店していました。
なんて自由な。

サムターンロックキーはホームページから申し込めない。

火曜日。
トステムのHPにアクセスしました。
該当商品は見付かりましたが、物件売買時に受け取ったカギは複製品で、原本ではありません。
原本が手元にないと申込ができない旨、および「サムターンロックキー(防犯性の強いカギ)は取り扱いなし」という文言がありました。
どうすればよいか、問合せフォームから質問を送っておきました。

合鍵作製申込み用紙を取り寄せる。

水曜日。
問合せに返信がありました。
ホームページではサムターンロックキーに対応していないので、お客様相談窓口まで連絡をください、とのことでした。
相談窓口に電話をし、自宅に合鍵作製申込み用紙をFAXで送ってもらうように頼んでおきました。

昼休み終了後、お客様相談窓口から電話が来ました。
どうやら、FAXがエラーで送れないそうです。
FAX代わりに使っている自宅のPCの調子が悪いのかもしれません。
帰ったら確認します、と伝えておきました。

帰宅後、FAX代わりに使っているPCを確認しました。
スタンバイ状態からの復帰がうまくいかなかったようです。

「FAXの調子が悪いので、合鍵作製申込み用紙をメールで送ってもらえませんか?」
とメールを送っておきました。

合鍵作製にはドア番号が必要。

木曜日。
メールでEXCEL形式の申込書を受信しました。
合鍵作製のためには、ドア番号が必要とのことです。ドアの裏か側面に書いてあるそうです。

不動産屋さんにメールを送り、ハウスクリーニング終了後にでも見ておいてくれないかを依頼しました。
夕方、不動産屋さんからメールの返信を受け取りました。
御礼を伝え、番号をトステムに伝えました。

その後、合鍵作製依頼を受け付けた旨の連絡が来ました。

手元の鍵を不動産屋さんに送る。

金曜日。
手元の鍵を簡易書留で不動産屋さんに送りました。
厚紙で覆い、養生テープで固定。定形封筒に入れて送りました。
送料は440円でした。

最初、借り主さんに直接送ろうと思いましたが、思い直して不動産屋さんに送りました。この方が安全確実です。
合鍵の到着を待たずに手元のキーを不動産屋さんに渡してしまうのは少々不安ですが、借り主さんの手元に鍵が一つしかない状態はマズイです。
※旦那さんと奥さん用にそれぞれ一つずつ必要。

結局、合鍵作製の手続きだけで丸一週間掛かってしまいました。
さらに、鍵発行まで一ヶ月弱掛かります。
費用は、合鍵二本と代引き手数料込みで5,000円強でした。

日中仕事をしていると、色々と手間が掛かってしまいます。
早いところ不動産に専念出来る状況に持っていきたいものです。

後日談:再配達費用2,000円を負担するよう言われる

1か月弱経過後、メーカーから電話が来ました。
合鍵作製後、物件の住所に配送してしまったようで、戻ってしまったそうです。

私の自宅に再配達するには約2,000円掛かる、と電話窓口の方は言います。
ふざけた話です。

私は、
「申込書には、『配送先は東京の自宅へ。』と書きました。私が受け取れなかった原因はそちら(メーカー側)にあります。再配達費用はそちらで負担してください。」
と伝えました。

電話窓口の方は
「そんなこと、申込書には書いてない」
と言い張ります。

「では帰ってからまた連絡します。」
と言って電話を切りました。

帰宅後に申込書を見ると、配送先を東京の自宅にするよう記載してありました。
メールでクレーム風メッセージを添えて、お客様窓口に転送しておきました。
こうすれば別の担当者から上司に話が伝わるはずです。

翌日、メーカーから電話があり、負担なしで再配達してもらえることになりました。

私もコールセンターで働いた経験があるので分かりますが、彼ら(電話担当者)はお金の掛かる例外対応は基本的にしません。
お客さんの言い分が正しくてなんとかしてあげようと電話担当者が思ったとしても、お金の権限を持っているSV(上司)が必ずストップをかけるからです。

上司にはマニュアル通りのお役所対応しか頭にないため、証拠を突きつけたり、消費者センターなどの圧力を掛けたりしないと、不条理が修正されることはありません。
コールセンターを運営する上では、とにかくクライアント(この例ではトステム)を第一に考えるのも分かります。
しかし、不誠実な対応はメーカーの印象を悪くするだけなので、結果的にはクライアントのためになりません。

言ったところでどうにもならないジレンマですが、「コールセンターにこちらの言い分を通すにはコツが要る」ということを久々に実感した一件でした。

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