【第1章】6) 登記簿の見方

購入を決断する前に、登記簿の情報も確認しておきたいところです。

不動産屋さんに
「登記簿のコピーをいただけますか?」
と依頼すれば、もらうことができます。

登記簿は次のような書類です。
登記簿サンプル
登記簿を手に入れることができたら、次のような項目を確認しておきましょう。

仮登記(かりとうき)

この項目があった場合、登記に必要案書類が用意できていないなどの原因で、登記が完了していない状態となります。
仮登記の所有者との取引の場合、本登記をしてもらってから、取引をおこないましょう。
仮登記の前の所有者との取引の場合、仮登記を抹消してもらってから、取引をおこないましょう。
そうしないと、売買後に問題が発生する可能性があります。

差押(さしおさえ)

この項目があった場合、競売でその不動産が差し押さえになっていることを示しています。
競売手続きが進んで第三者に売却されると、所有権を失ってしまいます。
債務整理の一つの方法である「任意売却」に持っていくには、債権者全員の同意を得て「差押」を解除する必要があります。
「差押」が解除されないまでは、売買対象にしない方が安全です。

所有者と売主の名前が一致しているか

調査段階では売主さんの名前までは分かりませんが、購入段階まで進めば売主さんの名前が出てきます。
売主さんの名前が分かったら、登記簿の一番下(最新)の所有者の名前と一致しているかを確認しておきましょう。
一致していない場合は、相続登記がまだ済んでいない可能性などが考えられます。
売買前に、所有者の名前を一致させるよう依頼しましょう。

登記事項の抹消

上記で挙げたような「仮登記」や「差押」の行が登記簿に記載されていても、下線が引いてある場合(抹消)は、気にする必要はありません。
抹消登記

オンライン登記簿の取得方法については、当サイトの以下記事でも紹介しています。

【図解】マンションの登記簿謄本をインターネットから取得する方法|オンライン登記情報提供サービスの使い方(マンション)
【図解】マンションの登記簿謄本をインターネットから取得する方法

記事内ではマンションの場合を説明していますが、戸建の場合も基本は一緒です。

詳しくは書籍で

登記簿は奥が深いです。
上記ではほんの少しさわりを触れただけです。
詳しくは、書籍等で勉強されることをおすすめします。


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