リフォーム費を節約する方法として日曜大工を挙げましたが、日曜大工も考えようによっては高くついてしまいます。
多くの方はそうだと思いますが、月曜から金曜までフルタイムで働いている場合、日曜大工に使えるのは土日祝日だけです。
しかも、平日の本業の疲れが土日にも残っていると、日曜大工は思ったようには進みません。
逆に、日曜大工で疲れて本業に支障が出てしまったら本末転倒です。
週1日2日しか行えず更に慣れない作業では、仕上がるまでに何か月も掛かってしまいます。
プロの工務店さんに依頼して1か月で仕上げてもらった方が、間違いなく早めに入居者募集を開始できます。
例えば、
- A) 日曜大工でリフォーム。費用は10万円。作業期間は3か月。
- B) 工務店に依頼してリフォーム。費用は20万円。期間は1か月。
という2つのケースを想定してみます。
A・Bどちらの場合も、理想的に募集が上手く進んで、リフォーム完了直後に入居者さんが見つかったとします。
1か月の家賃は5万円と仮定します。
この場合、A) 日曜大工でも、B) 工務店依頼でも、収支は同じです。
【一年間の収支】
A) 日曜大工の場合
5万円×9か月-10万円=35万円
B) 工務店に依頼の場合
5万円×11か月-20万円=35万円
付け加えると、日曜大工は刃物や鈍器などの凶器を扱うので、ケガをしてしまう危険性もあります。
私も、フローリングを調整する作業中にカッターで手を深く切ってしまい、血が止まらずに焦った経験があります。
一生ものの傷が残るような危険な作業はなるべく避けて、プロの工務店さんに依頼した方が賢明です。
日曜大工と工務店をうまく使い分けてください。