初・博多めしがウマすぎたのでその魅力を未体験の人に伝えたい

福岡に旅に行こうと思い立って以来、まとめサイトの「博多に行くんだがオススメの観光地を教えろ」的なスレがよく目に入るようになった。


回答には、
「福岡に観光する場所なんてないぞ」
「熊本か長崎にでも行け」
などの福岡自虐が目立った。
しかし、
・水炊き
・焼き鳥
・とんこつラーメン
・うどん
・ゴマサバ
などのおすすめ料理を挙げる福岡民もおり、食には絶大な自信を持っている様子がうかがえた。

ほんの3日しか滞在しなかったが、博多の食事は確かにおいしかった。
博多訪問前は、明太子もラーメンも「痛風おじさんの主食」程度の認識しかなかった。しかし、健康を害してまで食べたくなる気持ちもなんとなくわかるような気がしてきた(真似したくはないが)。

ということで、博多でうまかった店をひたすら挙げていく。

鉄鍋餃子: 博多餃子まるさん


住所:
福岡県福岡市博多区奈良屋町4-1
最寄駅: 中洲川端
詳細: retty

1日目の夕食で訪問。
注文したのは、
・鉄鍋餃子一人前480円
・もずく酢350円
・キノコのマリネサラダ350円
・ライムサワー500円

鉄鍋餃子は普通の餃子に比べると小ぶりだが、皮はほどよくカリカリに焼けており、中身の具は熱々でジューシー。
具にはニンニクが入っていない。ニンニク味が欲しい場合は、ニンニク入りのタレを使う。


もずく酢はまろやかな酸味で、市販品のような「むせる」感覚はない。ごま、ネギ、しょうががトッピングされており、柔らかな味と絶妙にマッチしている。

水炊き: かしわ屋源次郎


住所: 博多駅直上くうてん9F
最寄駅: 博多
詳細: JR博多シティ

2日目の夕食。
水炊き一人前1800円を注文。


鍋の前には白湯スープが提供される。


鍋には鳥もも肉・ムネ肉、白菜、えのき、ごぼうのささがき、長ネギ、しいたけ、がんもを自分で入れて、好きなように煮込む。
味付けは、
・ポン酢
・塩
・ゆずコショウ
をお好みで。もちろん何もつけなくても充分うまい。


残り汁を利用して、シメには五島うどんをいただいた。

以下余談。
一人だったので「カウンター席にどうぞ!」と案内されたが、カウンター席のあいてるイスの上には隣の人の荷物と上着が。空き座席なし。
「カウンター…」とつぶやいて思案していたら、先客が荷物をどかしてくれた。ありがたい。

その後カウンター席の他のお客は帰り、カウンターには私ひとりだけになった。
しばらくして若い男性が一人で来客。私の時と同様にカウンターに案内された。
しかし、私の隣以外は食器が片付けられておらず、私のすぐ隣に座らされる。
他の席の食器が片付けられた後でもそのまま食事を続けさせられており、ガラ空きのカウンターに見知らぬ男二人が肩を寄せ合いながら食事をする結果となった。
ちょっと気まずかったが、味はうまかった。

余談ここまで。引き続き食レポ。

とんこつラーメン: 元祖長浜屋


住所: 福岡市中央区長浜2-5-38
最寄駅: 赤坂
詳細: retty

3日目の昼食。
らーめん500円。麺は硬め、アブラ普通で注文。

(個人的な)とんこつラーメンのイメージとは異なり、くさみのないあっさりとしたスープ。
麺も細麺ですっきりした食感。非常に食べやすい。家の近所にあったらリピーターになっているかもしれない。

ところで、元祖長浜屋の周囲には似たようなラーメン屋が乱立している。明らかに誤解による誤入店を狙っているとしか思えない。これらのラーメン屋の従業員同士が道端で出会ったら、バトルが勃発しないか心配。

めんたいこ: 福太郎

住所: 博多駅地下1F土産物売場デイトス
最寄駅: 博多
詳細: デイトス

3日目のおやつ。
辛口のせんべい「めんべい」で有名な福太郎。店内で明太子をごはんと一緒に食べられる。
一人前540円。
カウンター4席しかないので、繁忙期は埋まっている可能性も。

白米、生卵、味噌汁、さつまあげ、漬物が付いてくる。
明太子は、
・ゆずコショウ味
・イカの明太子あえ
・普通
の3種類をいただいた。明太子の種類は日によって変わるようだ。

ごはんは一度だけおかわり可。明太子はおかわり自由。天国か。

健康でいたいのでおかわりはしなかったが、おみやげに「パラパラめんたい」を購入した。

食は最高の観光資源

日本一のグルメタウンは札幌だと思ってきたが、福岡(博多)も負けてない。
旅の魅力は名所旧跡だけではない。食事の力は偉大だ。

全国制覇まであと25県


歩いたり、泊まったり、住んだことのある都道府県を塗りつぶすチャレンジ。


この旅で3県を稼いだ。

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